Excelスピル データ整形テクニック【Excel2024、Microsoft365】
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セル結合・クロス集計済みなどの使いにくい不整形なデータを、Excelのワークシート関数を使って、簡単に使いやすい形に整形する方法を紹介する「電子書籍」です。 日本語で読める本格的なスピル・LAMBDA関連の機能を解説する(電子)書籍は、現時点(2025/4/9)では、本書以外には存在していないのではないかと思います。 スピル・LAMBDA関連の機能をどう使ったらいいかわからない、という方には本書をおすすめします。 本文はPDFで61ページ。同内容のEPUBも同梱しています。
本書の目的・対象読者
スピルの機能や新しい関数を使って、さまざまな使いにくい形のデータを、使いやすい形に整形する方法を紹介します。 ワークシート関数を使って、短時間でデータを使いやすい形に整形できるようになるので、使いにくい形のエクセルファイルを受け取っても、イライラしないで済むようになります。 その他、次のような方に、本書をお読みいただければと思います。 ◆ 他の人やシステムから受け取った、使いにくい形のエクセルファイルを効率的に処理する方法を学びたい ◆ スピルの機能や、スピル・LAMBDA関連の新しい関数の実践的な使い方を身に付けたい ◆ Excel 2024やMicrosoft 365など、新しいバージョンのExcelを導入するメリットを知りたい
本書で扱う事例
本書では下記の7つの事例を紹介します。 詳細は、添付している画像を見て頂くか、下記ページをご覧ください。 https://www.excelspeedup.com/excel_spill_data_tranfsformation/#i-2 ◆1. 複数シートに作成された表を1つにまとめる ◆2. セル結合が使われた1データ複数⾏のデータを整形する ◆3. 集計表をデータベース形式に整形する ◆4. 1つのセルにカンマ区切りで入力された複数データを分割・整形する ◆5. 同じ値の入力を省略した空欄を埋める ◆6. 見出し付きの複数の表を統合する ◆7. 置換リストに従って連続で置換をして表記ゆれを直す スピルの機能や新しい関数は、すべての使い方を説明しようと思うと膨大すぎて理解するのも大変です。そこで、本書では、実践的な使い方を紹介するため、紹介する事例に直接関係する部分だけに的を絞って解説をしています。
本書を読むための前提知識
本書の内容をよりスムーズに理解していただくために、以下のようなExcelの基本的な知識をあらかじめ身につけておくことをおすすめします。 ◆ Excelの基本操作 ◆ 数式の入力方法 ◆ 絶対参照・相対参照の知識 なお、関数については、本書内の事例を理解できるように説明をするので、基本的には事前知識は不要です。とはいえ、本書で解説する関数は、エクセルの関数にしては難しい部類に入ります。ですから、IF関数など、一般的に難しいと言われる関数を使った経験があるほうが望ましいです。
本書で使用するExcelのバージョン
本書で紹介する数式は、下記のバージョンを前提としています。 ◆ Excel 2024 ◆ Microsoft 365 ◆ Excel Online(無償版含む) 無料版のExcel Onlineでも問題ありませんので、Excel 2024やMicrosoft 365が使えない場合には、Excel Onlineをお使いください。 ※Excel2021以前のバージョンでは本書で紹介している数式は使えません。特に、スピルが使えるExcel 2021でも、本書で紹介している数式は使えないことに注意してください。
付録1:ユーザ定義関数(UNPIVOT)を作る
本編では、アンピボットをする数式を紹介しています。 この付録では、その数式を改良してオリジナルのUNPIVOT関数を作る方法を紹介します。 ここで紹介する関数を、名前の定義の機能から登録すると、「=UNPIVOT(C2:D4,A2:A4,B2:B4,C1:D1)」という感じで、ピボット解除ができるようになります。
改訂履歴
Ver 1.00 2025/04/09 Ver 1,01 2025/04/25