『朧車夜行』クトゥルフ神話TRPGシナリオ(平安京怪異譚)
- ¥ 300
朧車夜行(おぼろぐるまやこう) これは『クトゥルフ神話TRPG』のサプリメント『クトゥルフ・コデックス』所収の「平安京怪異譚」でプレイすることを前提としたシナリオです。プレイするためには上記の2冊が必要となります。また『マレウス・モンストロルム』と『キーパーコンパニオン』があれば、登場する神話存在や呪文などの詳細な情報が得られるでしょう(なくても構いません)。 探索者は4人前後で、プレイ時間は4時間程度を想定しています。物語の年代は、平安中期ごろであればいつでも構いません。 日記や交渉によって真相を探り、魔道書を読んで首魁の正体を知り、撃退するという、クトゥルフ神話TRPGとしては比較的オーソドックスな(よく言えば王道的な)展開となっています。 ■シナリオの概要■ 近ごろ、平安京を騒がせている怪異が起きています。夜ごと大路に怪しげな車(牛車)が出没し、あたりを彷徨うというのです。車はまるで靄がかかったように見えづらく、水に映ったかのように向こうが透けて見え、朧──いわゆる半透明の姿──だといいます。しかも恐ろしいことに、牽いているのは牛ではなく、牛ほどの大きさの巨大な蝦蟇だというではありませんか。また、その傍らにはひとりの女が付き添っているとも言われています。その朧なる車の様子から、いつしか「朧車」と呼ばれるようになりました。 調査と鎮圧に検非違使の一団が派遣されましたが、ある者は命を落とし、ある者は気が触れてしまいました。かろうじて逃げ延びた者の証言では、蝦蟇の化物は信じがたいほど凶暴で力強く、また女は鬼のような凄まじい形相で「あなくやしや、くやしや、くやしや」と繰り返し呟いていたということでした。 この恐ろしい朧車に挑むのが、我らが探索者たちです。 ■商品内容■ ZIPファイル(約1.88MB) └本文(通常版) PDF・約733KB・31ページ └本文(二段組) PDF・約685KB・19ページ └ハンドアウト1 JPG・約339KB └ハンドアウト2 JPG・約291KB ※モノクロ・挿絵なし 2種類の本文ファイルを用意しております。用途に応じてお使いください。 PCやスマホの画面で読むのであれば通常版、印刷して読むのであれば二段組が見やすいのではないかと思います。 ■更新履歴■ 2017.12.03 発行 2017.12.04 販売開始