5/4に開催された超OUR SINS RESONANCE 2025にて頒布しておりました昨年pixivに掲載していた「磨りガラス写しの慈烏反哺」に大幅な加筆を加え製本したものです。 内容の公開は同ページにてDL版で行っておりますので、製本版が欲しい方のみご購入いただければと思います。 6章に脳が焼かれ、勢いのまま書いたエドガー家チーフバトラー良秀とワイルドハントヒースクリフがとある鏡世界のひとつで辿る結末までのお話です。 ⚠注意 魔王が負けている(敗北ルートの世界) 良秀が優しめ 良秀母親(子供亡くしている)説を採用しています。 痛々しめの描写 当たり前のように6章ネタバレ 首絞め描写 見ようによってはバッドエンドではある あらすじ(Special_Thanks キロ様) 激情の儘にすべてを蹂躙し畜生へと身をやつしたヒースクリフは養母の手で討ち取られ、降りしきる雨と破滅の先に待つ死を享受せんとする屍へと成り果てた。 脚を裂かれ惨めに這いつくばるヒースクリフを見下ろした良秀は、己の手を離れ主の仇となった豺狼に、かつて飢えを押し殺してばかりいた愚息の面影を見る。そうして良秀は主君の意に背き、血と泥に塗れた孤児の体躯を抱きかかえるのだった。