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とある春の日、父がうつ病と診断された。 そして発覚したのは、私が死んだ母の借金を相続していたこと。 親と、自分。 過去の自分と、今の自分。 今までの「どうにかしなければ」に縛られた人生が、30歳の今はやっと楽になってきたエッセイ。 人生はどうにもならないことが多すぎる。 けど、嬉しい。 わたしは以前、自分がどんな人間なのかわからなくなることが、よくありました。 自分はいったい何がしたいのか。何が好きなのか。何を食べたいのか。何を作りたいのか。どこへ行きたいのか。何を知りたいのか。誰といたいのか。 もうなにもしたくない。なにかをする気力がわかない。 急にすべてがどうでもよくなることが、たびたびありました。 一度そうなると、自分のことを思い出すのに時間がかかっていました。 だけど今は、そんな気持ちになる頻度が減った。 多分、すぐに自分を思い出せる環境をつくっているからだと思います。 これからも「いつでもちゃんと自分を思い出せる」ように。 そんな気持ちを込めてタイトルをつけました。 食べ物エッセイ、友だちエッセイ、考え事エッセイなどがあります。 生きるコツ、みたいなのは書いていません。 生きるのがしんどかったわたしが、やっと楽になってきた。 そんな、しんどくさせていた過去の考え方や、楽になった今の考え方などを書いています。 B6サイズ 116P <目次> はじめに 最近のこと ・反芻癖 ・反芻癖を直す 家族のこと ・グーグルアースで廃墟を見る ・相続、借金、うつの雑学 ・その後のはなし ・ひとりぐらし ・親にも人生を取り戻してほしい ・うつくしさ 最近のこと、過去のこと ・仕事をしながら考えていること ・いつでもちゃんと自分を思い出せる ・プレゼントを選ぶ時間 ・朝ごはんの天啓 ・ソフトクリーム ・カレー ・干し柿ひとりじめ ・物への愛 ・終の地域 ・語彙力という幻想 ・寝つく前の謎妄想上映 ・コメダ珈琲にて ・癖 ・クリスマスを残す ・結論、友だちは大切。 ・木蓮が咲く季節 ・光が踊る あとがき 今までにnoteで書いた記事を加筆修正しているものもあります。 よければ試し読みとしてご覧ください。 https://note.com/kabe_059274/n/nc822ceae1de5