





pixiv小説編集部のおすすめ作品に選出された『春の風とはじまりの音』、ノベルアップ+の年の差恋愛短編小説コンテスト佳作受賞作『カンナ~いつか君と奏でた歌』、ウェブ文芸界話題沸騰の古賀コン第4回で最優秀古賀賞に輝いた『ラブレターの裏側に』、これらをはじめとした4つの短編と3つの掌編を収録した蒼桐大紀の自選作品集です。 〝蒼〟桐の作品集で、青春を描いた作品がウェイトを占めているのでそこから〝あお〟と、その青春のいろいろな側面を描いているということと、短編・掌編からなる作品集であることから〝色とりどり〟をからめて、付けてみました。 収録作品はすべて現代日本をモデルとした現代ドラマで、青春、恋愛、百合といったジャンルの物語を描いています。 収録作の傾向としては、青春、恋愛、百合といったところで、「悩みを考えた女の子が女の子から励まされる話」が多めです。 また、「めぐる季節」を裏テーマとして設定し、個々の作品それぞれの特色を生かせるように「春・夏・秋・冬・そしてまた春」といった順番にならべてみました。それぞれ独立した物語として読めますが、通して読み終えたときにひとつの物語を読んだような読後感をお届けします。
[収録作品]
春の風とはじまりの音 カンナ~いつか君と奏でた唄~ うたかたの色は 面影は消えない 二人の落選展 ほのかな灯りが兆す夜 ラブレターの裏側に
本の仕様
B6版(表紙フルカラー・マットPP)/170ページ 2025年5月11日初版発行





