本書は、鉄道工学やモータ制御技術に関心がある方に向けて、鉄道車両の加減速特性・乗り心地の解析手法や、国鉄・JR路線で活躍する代表的な車両12種の解析事例について紹介する本です。(ダウンロード版 58ページ) 紙媒体版は以下のリンク先で頒布中です https://vvvf.booth.pm/items/6987508 C11形/103系/115系/381系/201系/205系/211系/207系/209系/E231系/E233系/E235系で実測したデータを収録しています。 スマートフォンに内蔵されている加速度センサを活用することで、手軽にデータを取得・解析する方法をまとめました。 モータ・原動機の制御方式が異なる車種(蒸気機関車/抵抗制御車/電機子チョッパ制御車/VVVFインバータ制御車)を比較することで、車両制御技術の進歩が乗り心地にどんな影響を与えたかを、実測データを見ながら知ることができます。また、車両用途(通勤形/近郊型/特急型)ごとの設計思想や加速特性の違いについても解説します。 <本書の構成> 第1章　電車の制御方式について 第2章　乗り心地データの取得・解析方法 第3章　抵抗制御車の解析 第4章　チョッパ制御車の解析 第5章　VVVFインバータ制御車の解析 付録　SL牽引列車の解析