名状しがたい【スタンプ】のようなもの
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この印章《スタンプ》はネクロノミコンの印とされ、『門《ゲート》の印』とも呼ばれる。 また「門にして鍵」「全にして一、一にして全なる者」などの異名を持つ、「外なる神の一柱ヨグ=ソトース」の『門のシジル(印章)』ともされる。 だが、真相の程は定かではない。 いずれにせよ、SAN値がピンチになるのには気をつけたいものである。 【ネクロノミコン】 クトゥルフ神話に登場する魔導書《グリモワール》 『死霊秘法』『死者の書』とも 「外なる神」「旧支配者」を始めとした超越的存在の招来や退散の儀式、呪文、アーティファクトの製造法が記載されているとされる。人皮か或いは謎の毛皮で装丁されており、書物自体が意志を持って所有者を変えるとも。これを読む者は例外なく狂気に陥るとされる。 原題は『アル・アジフ』で、西暦730年に狂える詩人ことアブドゥル・アルハザードによって執筆される。 アジフとは魔物の鳴き声と信じられていた、夜に鳴く虫の声を表しているとされる。その後アルハザードは白昼の市街で衆人環視の中、見えない怪物に貪り食われたという。 950年、ビザンティウムのテオドラス・フィレタスにより翻訳される。この時『死者の書』を意味する『ネクロノミコン』という表題になった。その冒涜的な内容から、1050年に正教会総主教・ミカエル1世により焚書処分が下される。しかしすべてが炎に消えた訳ではなく、1228年にはオラウス・ウォルミウスにより、ラテン語に翻訳。しかし僅か4年後、教皇グレゴリウス9世によって発禁処分となった。 その後歴史の闇に消えたかに見えた書は、1560年ジョン・ディーによって再び翻訳されたが製本には至らず、不完全な写本として散逸した。 stamp size : 3×3×1.5cm