【CoC7版シナリオ】Some Deep Murder【SPLL:E191484】
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奴らは潜んでいた。誰も知らない、深き底で。 生贄を待ち望み闇で輝く、敵意の光を湛えた双眸。 喰らい付き引き裂かんと欲する、無数の牙。 それらは何も知らぬ愚かな獲物に、消えぬ恐怖を刻み込む。 戦慄せよ。その捕食者の名は――
【概要】
このシナリオは"新クトゥルフ神話TRPG ルールブック"のみでのプレイを想定しており、新規で作成した探索者4人向けに作られている。プレイ時間は探索者の作成時間を含まずに4時間程度だろう。 このシナリオは所謂B級サメ映画のような温度感でプレイする事を想定しており、キーパーは派手な展開を積極的に作り出すように促すとよい。 戦闘が得意な探索者が複数いる事が望ましく、特に銃火器を用いた〈射撃〉技能の高い探索者であれば活躍出来るだろう。また、対人関係技能(〈威圧〉〈言いくるめ〉〈説得〉〈魅惑〉)もある程度出番が見込まれる。
・プレイヤー向け情報
本シナリオでは、探索者達に事前の背景設定を与える事で、事件により関わり易くし、活躍の機会が用意出来るようにしている。キーパーは以下の背景設定を使用しない事としても構わない。 ・深海の縁者 君には昔から仲の良い、血の繋がっていない親戚が居る。 名をOrca Murphy(オルカ・マーフィー)。 少し扁平な顔立ちが特徴な、君の家の近所に住んでいる気の良いおじさんだ。 君は里帰りを計画していた彼に誘われ、離島のリゾートホテル「Deep Sea」へとバカンスにやってきた。 彼の親族が経営しており、美しい砂浜も有るらしい。 3泊4日の旅への期待に、君は胸を膨らませている。 ・深海の狩人 君は、危険な海洋生物を駆除する狩人だ。 少し仕事に疲れた君は、離島のリゾートホテルである「Deep Sea」へとバカンスにやってきた。 休暇でも海を離れられないのは狩人の性だろうか。 妙に静かな海は、嵐の前触れを感じさせた。 「鮫殴り棒」の準備をしておいた方がいいかもしれない。 ※鮫殴り棒について 〈近接戦闘(格闘)〉技能で使用する。基本的なデータは大きい棍棒と同様だが、鮫と名の付く生物に対して与えるダメージが5ポイント増加する。 また、鮫と名の付く生物に対して特殊な戦闘マヌーバーを宣言出来る。その際、対象のビルドを3ポイント低いものとして扱う。〈近接戦闘(格闘)〉に成功する事で、対象の口に鮫殴り棒をつっかえ棒として銜え込ませ、一時的に行動不能にする事が出来る。この状態は対象がイクストリーム難易度の〈近接戦闘〉ロールに成功するまで続く。 ・裏社会の住人 君は裏社会に精通し、そこを住処とする者だ。 とあるマフィアシンジケートから依頼を受けた君は、離島のリゾートホテル「Deep Sea」へとやってきた。 元々この島に暮らしている一族が経営するホテルで、後から移住してきたマフィア「Salmone Family(サルモーネ・ファミリー)」とは、あまり関係が良くないらしい。 様子を見てきてくれとの事だが、嫌な予感がする。 ・海洋学者 君は海洋を専門とする学者だ。 豊かな自然へのフィールドワークを兼ねて、 離島のリゾートホテル「Deep Sea」へとやってきた。 固有の生態系に君の好奇心も大いに刺激されている。 しかし、魚達がどこか怯えているようにも感じられた。 この生態系を脅かす存在が迫っているのかもしれない。
【内容物】
・PDFファイル1件 ・コピペ用テキストファイル1件 ・表紙画像
本作は、「株式会社アークライト」及び「株式会社KADOKAWA」が権利を有する『クトゥルフ神話TRPG』シリーズの二次創作物です。 Call of Cthulhu is copyright ©1981, 2015, 2019 by Chaosium Inc. ;all rights reserved. Arranged by Arclight Inc. Call of Cthulhu is a registered trademark of Chaosium Inc. PUBLISHED BY KADOKAWA CORPORATION 「クトゥルフ神話TRPG」「新クトゥルフ神話TRPG」