文庫サイズ/表紙フルカラー/全92ページ/フルカラーポストカード付き/表紙マットPP貼り/
「恋人が出来ただああああああ?!」いつもの飲み屋で響くの俺の声に「ヤツ」は照れ笑いを浮かべてまあ、そうだ、と笑う。幼馴染で親友のあいつにもやっと遅い春が来たか、と心底嬉しく思うが、バツイチ独り身の俺は置いていかれたようで、ちょっと面白くない。ああもう今夜は「ヤツ」の奢りで散々高いものを飲んで食ってやる!……いい気分になって、ちょっと寂しくて、いつものように別れた。それが、あいつを見る最期になるとはまさか思わずに。