小樽の真冬。
雪が静かに降り続く夜、
15歳の少女・由衣は、
胸の奥にしまってきた“初恋”を抱えながら、
ひとり帰り道を歩いていました。
吹雪の中、偶然出会ったのは
ずっと想い続けてきた彼。
凍える空気の中で触れた
たったひとつの“優しさ”。
その一瞬が、由衣の心をそっと包み込む…。
雪と恋が交差する、
小さな町の、小さな恋の物語です。
・16ページ
・本文アナログ
・コミティア154参加作品
・小樽を舞台にした「小樽乙女シリーズ」第1作
・青春/恋愛/切なさ/淡い冬の空気感
あなたの心にも、
あの日の“帰り道”を思い出す瞬間を届けられますように。