VRCLogTail
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VRChatのログファイル特化のtailコマンドのようなものです． ログレベルに応じて出力の色付けを行っています． 元のVRChatのログをそのまま出力するのではなく，パースした上で再フォーマットして出力しています． クライアントのログが流れるのを眺めたいときにどうぞ． 複数のクライアントのログ監視にも対応しています．
GitHubリポジトリ
https://github.com/koturn/VRCLogTail
詳細
- 起動時は %LOCALAPPDATA%Low%\VRChat\VRChat 下にあるログファイルのうち、書き込みロックされているファイルを監視対象とします（※ログファイルはワイルドカード「output_log_????-??-??_??-??-??.txt」にマッチするものを指します） - 起動後は %LOCALAPPDATA%Low%\VRChat\VRChat 下で新規に作成されたファイルを監視対象とします - ログファイルの監視周期はデフォルトで1秒です - 1つのログファイルにつき1つのスレッドを立ち上げて監視します - 最後にログファイルが更新されてから1分以上経過したとき、監視周期のタイミングで書き込みロックされているか確認し、ロックされていなければそのファイルの監視スレッドを終了します - :exit / :quit / Ctrl-Z / Ctrl-C のいずれかでプログラムを終了します
キーバインド
- ? ヘルプを表示します - /<正規表現> ログメッセージに関して正規表現にマッチするもののみを出力するようにします．/だけ入力するとリセット動作となります - : コマンドモードに入ります
コマンド
- :cycle 監視周期を設定します（ミリ秒単位） - :exit プログラムを終了します - :filename on/off ファイル名の表示/非表示の設定を行います．複数クライアント同時起動時に有用です． - :help ヘルプを表示します - level-filter 数値 ログレベルのフィルタを設定します．ビット単位で ビット1: Debug ビット2: Warning ビット3: Error ビット4: Exception となります．15がデフォルトで全ログを表示します．14を設定するとDebugログが除外されます． - :quit プログラムを終了します
動作環境
Windows 10/11 - VRCLogTail-net10.0.zip -> .NET10のランタイムが必要になります - VRCLogTail-net10.0-aot.zip -> .NET10でのNative AOTによるバイナリです．64bitマシン専用です．Native AOTの仕組み上，中間コードの動的生成ができないため，正規表現フィルタの動作速度が他のものより遅いです． - VRCLogTail-net481.zip -> .NET Framework 4.8.1用のバイナリです．実行効率は上記2つより悪いですが、小さめのバイナリサイズとデフォルト環境で動くことを好む場合にどうぞ
アップデート履歴
[2025-12-07: v1.2.0] ショップ上での初板公開