【ポストカード】神の手に委ねし我が人生 ※L判
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この絵は、私が去年、落ち込んでた時に描いたものです。 中央にたくさん並んでいるレコードは、 当時の私を助けてくれた音楽のLPたち。 音楽だけは、どうにか手を伸ばせました。 下の方に見える線路は京王線です。 この年、電車の事故に遭う夢を何度も見たり、 実際に電車に乗ると気持ち悪くなったりして、 なぜか電車と縁がなくなっていました。 なので、そのまま描きました。 左下に見えるのは観音像です。 手から伸びているカラフルな線は、 「もう神の手にでも縋るから、 私の人生なんとかしてくれや」という かなり切実で、わりと投げやりな気持ちの表れです。 レコード棚の下にある人の影は、 切れていった人間関係。 お金だったり、メンタルだったり、 余裕がなくなると人間関係は驚くほど脆い。 その脆さを影として描いています。 右側に積み上がっているのは服の山。 洗濯が、本当に、できなかった。 深い意味はなく、そのままです。 この作品では、 空白=恐怖だと思って描いています。 とにかく、埋めたかった。 余白があると、不安が入り込んでくる気がして。 そんな状態の中で生まれた一枚です。
