中鉄探究は交通都市政策をメインテーマとして各ジャンルを現地調査や文献を元に読み解く総合同人誌です。6作目の今回は福井の交通都市政策をメインテーマとして、台湾一人旅、スケートボードが排除から受容へと向かう過程をサブテーマとしています。 1号車｜福井の交通都市政策 ― 新幹線開業は、地域をどう変えたのか ― 北陸新幹線開業後の福井県を対象に、越前たけふ駅からの二次交通の実態、敦賀乗換による流動変化の調査。さらに福井と富山における廃線議論の違いの比較検証を行っています。 2号車｜台湾旅行記～新たな目で見た台北へ～ コロナ後の台北を、一人で歩き、乗り、巡った2泊3日の記録。MRT、バス、レンタサイクルを駆使し、定番観光地から意外と知られていない場所までを訪ねます。観光の楽しさだけでなく、都市の交通、街の空気、日本との違いまで触れた旅行記です。 3号車｜スケートボードというスポーツ～排除から受け入れられたその先～ かつて「迷惑行為」として扱われてきたスケートボード、今でも迷惑行為としての側面も見られますが、他方でスポーツとして受容されつつもあります。どのようにしてスポーツとして受け入れられてきたのか。地方自治体の事例や歴史をもとに、排除・囲い込み・受容のプロセスと、現在も残る問題を考察します。 4号車｜中鉄TG&LP旅団 活動記 2025 2025年に参加した各種即売会の記録と振り返り。出展の手応え、失敗、地方イベントの特徴、実績など、実体験ベースで綴る活動記録です