遊廓と死刑囚
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1868〜1940年までに起きた死刑事件から遊廓に関連した8件を掲載。付録として、吉原の刃傷沙汰を収録。 長野県 鶴賀遊廓巡査殺し(鶴賀遊廓)楠才治 貸座敷営業規則が制定された1882年の8月31日、長野県鶴賀遊廓内で発生した警官殺害事件。黒い高塀に囲まれた遊廓の裏路地で27歳の巡査はメッタ刺しにされ殺害された。若きヤクザ者の逆恨みとその後の意外な顛末とは。 福島県 神社境内母子殺し(瀬上遊廓)梅田咲次郎 1896年8月21日、諏訪明神を祀る神社の境内で妊婦と子供が殺害された。遊廓で成り立つ村で生まれ育った男が、長じては遊興に溺れた末の悲劇。彼の行く末は記録に残されていない。 堀江六人斬り(堀江遊廓)中川萬次郎 日本犯罪史に名を残す遊廓内大量殺人事件。大阪・堀江遊廓でも評判の良かった楼主は、なぜ6人もの人間を斬らなければならなかったのか。両腕を失いながらも唯一生き延びた芸妓は、その後どのように生をまっとうしたのだろうか。 新潟 一家四人死刑事件(新潟遊廓)細山要太郎 1914年12月30日早朝、米粒の散らばる納屋でひとりの男が死んでいた。疑われたのは被害者の家族四人、一審で下されたのは四人全員死刑という判決だった。大審院までもつれこんだ裁判の行方は果たして。 三重 頓狂末の3人殺し(関遊廓)松山末吉 鉄道開通にともない急速に廃れていった宿場町・関。斜陽に差し掛かる遊廓で時代遅れの荷担ぎ人足が、馴染みの娼妓・駐在巡査・知人女性を次々に殺害した。1918年11月20日、関で何があったのだろうか。 長崎 時計商強盗殺人事件(稲佐遊廓)奥村清 日本最古の外国人居留地だった長崎は、文明開化の号令とともに工業の最先端都市としても花開く。1921年8月25日時計商を殺害した男は外国人技師の活躍する三菱造船所の職工であり、日本人客に開放されたばかりの稲佐遊廓に溺れる一人でもあった。 徳島県村田銃乱射事件(秋田町遊廓)仁木周二 1926年1月14日深夜、燃え上がる雑貨商宅へ駆け付けた近隣住人たちを無数の弾丸が撃ち抜いた。日本初の無差別銃乱射事件、解決の手がかりは秋田町遊廓にいたひとりの娼妓だった。 北海道 函館人妻殺し(大森町遊廓)芝山留吉 死者一万を数えた大火を経て復興を急ぐ函館に、やがて被害者と加害者に運命の分かれる2人を乗せ、一隻の船が到着する。火災に招き寄せられた者が、火災によって生まれた遊廓を理由に、1939年2月27日の暗い断崖へ至るまで。 ※ 各事件の被告人名は、可能な限り官報もしくは警察史に拠った ※読みやすい大きな字 ※ほぼすべての漢字に振り仮名 A5/88p/1500円
