星になんてなれなくていい
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貸していたアルバム やっぱりきみは 2曲目がすきと言った 歌いやすいそのフレーズ 口ずさむまるい声 踊るように歩く 細いヒールはつまさき立って いつだって 隣りにいると 風に色が付いてるように見えた 会えなくなるけど寂しいよう♪ あえて替え歌にして 大きな声で歌う。 みんなが振り返ってみてる ただでさえめだつのにさ こわいものなんてない って 生意気に笑う 駅までの道 無言で隣りを歩きながら、 ぼくらの頭には 同じ曲の一節が流れてる そういうのを 運命って言うんじゃないの? いつか大人になって それでも こうして歌ってくれるのかな 未来なんて見えなくていい なにも知らなくていい 選ばなくていい あとで振り返ったそのときの 一瞬にしか過ぎないって きみはきっと 知っていたなにもかも どうなっていくのかも そのさきも どうしようもないこと 知り過ぎていた だからこそ これ以上ないくらい どうしようもないくらい あがいて 叫んだ 気の毒な彼氏は いつも意地悪されて泣いていた 彼氏よりも近い場所 ぼくは5曲目ばかり聴いて 手に負えないって言ったら 嬉しそうに花火を振りまわした 隣りにいると 細い月が笑い顔に見えた 会えなくなるけど寂しいよう 笑いながら そこばかりを歌い続けてる いつか大人になって そしたらぼくのこと ちょっとは思い出してね カードに書いて渡した 星になんてなれなくていい 彼女いつだって居場所を探してる と誰かが言ってた きみは上ばかり向いて、 細いヒールでふわふわと歩いて 月まで手をのばしては 星をつかみとって一緒に眠った このままいつまでも おとなにならないんだ、 と強い強い魔法を持って ぼくらの頭には同じ曲の一節が流れてる そういうのを 運命って言うんじゃないの? 3曲目がきらいだと言って 泣いているきみは そのうちきっと大きな声で笑うんだ 先に行くよ 風は色づき 三日月はねこのくちみたいに笑ってる きみが世界を作ったんだ 星になんてなれなくていい
