歌集 ある広場
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塔短歌会期待の新人小西弘晃による待望の第一歌集が刊行。 生と死の切実さをユーモラスな角度で切り取る優しさと、現実を冷静に捉える批評的なまなざしを兼ね備えた一作。短歌に加え、音楽、写真と他分野で活躍する作家から届いた日々のお守りとなるような140首を収録。 ー 歌集『ある広場』 著者:小西弘晃 発行:crescendo 価格:1,650円(税込) 仕様:四六判、並製(ガンダレ製本)、表紙黒箔押し 貢数:110貢 ISBN:978-4-9914831-0-5 Cコード:C0092 発行日:2026年4月1日 〈目次〉 朝 やさしき熊の死 もしもピアノが弾けなかったら setsuna ふわんふわん ビルマにて トマト/暴力 行って帰らない 夕方の秘密 やまい あとがき 〈収録歌より10選〉 所有したはずの夜がこぼれていく太陽がお茶を濁す朝だ こころ込め美味しくなあれとりんご煮るどこにもいない君の好物 あたたかい雫はブレーキかけながら顎から飛び降り死んでいった 六割の川でできている私たち暗渠で見えないこころの水沫 パトラッシュ名前をつけてまわろうよ疲れたら木の上で眠ろうよ 住宅街でんぐり返しするように〈人生〉のラベルを剥がしていく 春前夜 かなしみのバトンをもらい抜け出したコブクロの角度で 真っ白な祖母の髪見て生きる意味悟ったような日曜日の午後 走馬灯光が点滅しているあの光はケバブ屋の光だ 生まれつきやさしさのやまいを持ったすべての人へ祈りのうたを



