君の明日に大輪の花を
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君の明日に大輪の花を サンプル | 雅 #pixiv https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=27887097 ↑ 本文サンプルです イラストは挿絵です。 2026年5月6日に開催されるSUPERCOMICCITY33day2にて頒布した出禁のモグラ 非公式ファンブックのサンプルです。 真木八重、梗詩魚、藤杏のお泊り、同棲、結婚までをそれぞれ書いています。 全174P 小説 文庫サイズ 1000円 少しずつ時間を重ねて、少しずつ気持ちをすり合わせた。 君が笑った時に僕は笑い、君が涙した瞬間に私は柔らかな布切れにありったけの思いを込めた。 嬉しい、悲しい、恥ずかしい、恋しい。色とりどりの感情の飴玉は、きれいなガラスの小瓶の中で混ざって溶けて色を交わす。君の淡く優しく風に揺れる桔梗の花と、僕の力強く優しく水面をはねる魚の色。すべてを包み込むような穏やかなあなたの藤色と、あふれる思いをありったけ込めたみたいな私のあんず色。遠く眺めた秋の空、嫋やかに揺れる八重桜。 それらすべてを、僕は忘れない。 そのすべてに、君と過ごした日々を重ねよう。 何度月が上り、太陽が沈み、 貴方のその端正な顔に深い深い時の流れが刻まれようと。 目覚めるたびに君を思うだろう。口がほどけるたびに、君の声を追いかけるだろう。 目が覚めて手が触れあった瞬間、君の体温と鼓動を感じて泣いてしまうのかな。 あぁ、愛しい日々よ。狂おしいほどに目まぐるしく流れていく日々よ。 どうか、君が生きるこの世界の明日が。 君が涙するその理由が。 君の鼓動が脈打つ理由が。 あのお人好しの元神様が望んだ、幸せで不平等ではない暖かい世界でありますように



