【台本】栞のいらない午後
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サークル「水底ソワレ」の第2作目となるシチュエーションボイス用台本です。
■ 作品概要
・ジャンル:女性(女声)向け/全年齢/癒やし/甘々/初々しい恋愛 ・所要時間:5分〜7分程度 ・形式:PDF(縦書き)/TXT(横書き) ・商用利用:可(収益化チャンネルでの使用OK)
■ あらすじ
秋の午後。窓から差し込む柔らかな日差しの中で、二人はソファに並んで本を読んでいる。 「今日、気持ちいいね。風の音。聞こえる?」 付き合いたての恋人たちは、近くにいるのに、まだどこかぎこちない。語り手が先に本を読む気をなくして、隣の君に話しかける。 言葉にならない「好き」が、少しずつ言葉になっていく、穏やかな午後の物語。
■ 台本サンプル(前半)
ねえ。 その本、面白い? ……そっか。 ごめん。集中してたよね。 私は、ちょっとだれてきちゃって。 同じページ、三回くらい読んでる気がする。 (本をそっと閉じて、膝の上に置く) 今日、気持ちいいね。 風の音。聞こえる? さっきまで気づかなかったんだけど、窓のカーテンがずっと揺れてる。 光が柔らかくて、時間がゆっくり流れてるみたい。 秋らしくて、私はこういうの、結構好きだな。 (隣の君をちらりと見て、言葉を選ぶ) 君、本読みながらでも、話せるんだね。 ふうん。 や、ずっと真剣な顔しながら読んでるな、と思って。 べつに、変な意味じゃないよ? なんか、いいなって思ったの。 ……見てたわけじゃないよ? ちょっと目に入っただけ。 (誤魔化すように視線を逸らして、窓の外を見る) あの鳥、なんていう鳥なんだろう。 ほら、あの眠くなりそうな声。 何度も何度も、ほーっほーって。 平和の象徴? へえ、そうなんだ。 確かに、こんな日にはぴったりだね。 (二人で耳を澄ます) ……ねえ。もうちょっと、寄ってもいい? 邪魔しないから。読んでていいよ。 ちょっとくっつきたいだけだから。 (そっと肩を寄せる) ……うん。 ありがとう。あったかい。 (肩の温もりを感じながら、感慨深く) 付き合う前さ、こういうの、想像してたんだよね。 休みの日に、同じ部屋で、それぞれ好きなことして、のんびりする。 なんか……できると思ってなかったから。 結構ね、今……幸せなんだ。 (照れ隠しに、膝の上の本の表紙をなでる) おもしろいよ、この本。 君が読んでみて、って貸してくれたこれ。 最初はよく分からなかったんだけど、今なら分かるんだ。 この本、急かさないこととか、相手の話を聞くことの大事さを教えてくれる。 そこにいていいよ、って言われてる気がして。 ……なんか、普段の君みたい。 ※続きは、ダウンロード版でお楽しみください。
■ ダウンロード内容
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■ 利用規約(抜粋)
・個人利用、配信・動画投稿(収益化含む)にて自由にご利用いただけます。 ・性別変更、一人称変更、方言アレンジなどの改変もOKです。 ・ご利用の際は「水底ソワレ」のクレジット表記をお願いいたします。
■ 制作者
水底ソワレ / 麻島葵 X:@201ningyo









