人穴を守り続けた人々 ― 富士講を受け継いだ先達たち ―
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富士講の開祖・長谷川角行。 人穴と聞くと、多くの人は角行先生の千日修行や伝説を思い浮かべるでしょう。 しかし、2026年の角行霊神例大祭に参列した私は、別のものに心を奪われました。 それは洞窟ではありません。 墓です。 角行先生の墓の周囲には、数え切れないほどの墓石が並んでいました。 そこに眠るのは、富士講を受け継ぎ、人穴を守り続けてきた先達たちです。 私たちは歴史を語るとき、どうしても開祖や偉人に注目します。 しかし、どれほど偉大な人物であっても、一人だけで信仰を400年近く受け継ぐことはできません。 毎年この地を訪れた人。 祭りを続けた人。 祈りを絶やさなかった人。 名もなき人々の積み重ねがあったからこそ、人穴は現代まで残されてきたのです。 本書では、2026年角行霊神例大祭の記録をはじめ、人穴に残る先達たちの墓所、富士講の継承、そして現代に受け継がれる祈りの姿をまとめました。 第一部『角行先生と人穴 ― 富士講誕生の地を歩く ―』が開祖・角行先生に焦点を当てた作品であるのに対し、本書はその後の数百年を支えてきた人々に光を当てた記録です。 富士山信仰、富士講、日本の民間信仰、修験道、巡礼文化に興味のある方におすすめします。 【収録内容】 ・角行霊神例大祭参列記録 ・人穴墓所の考察 ・富士講を受け継いだ先達たち ・人穴に残る祈りの記憶 ・現地写真多数収録 人穴で私が見たものは、洞窟ではありませんでした。 そこに眠る人々の祈りでした。 📺 富士山人穴探訪 人穴の現地の様子や角行霊神例大祭の空気感は、こちらの動画でもご覧いただけます。 ▶ YouTube https://youtube.com/shorts/2OzR10e4ACQ
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