幻影伝承 -メフィスト・サーガ-
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荒野に道を、砂漠に大牙を、夜の夢には悪魔(メフィスト)を―― 10年ぶりに帰ってきた『幻影伝承 -メフィスト・サーガ-』を、お楽しみ下さい。 【お詫び】 本書の「編集後記」において、「懐疑の果て 認識の鳥籠 寓話の楽園 ―浦賀和宏の初期三部作における孤独と自意識の変容」を書いて頂いた兎月さんへの謝辞が抜けておりました。 この場を借りて兎月さんに深くお詫び申し上げるとともに、素晴らしい論考を寄稿して頂いたことにあらためて感謝を申し上げます。
メフィスト賞設立30周年記念特集
堺屋皆人 森博嗣『すべてがFになる』ファンアート 清涼院流水《リバース・イン・ヴァース》 10年前を超える前代未聞の40000字インタビュー。流水史上最も激動だったこの10年間について、キリスト教への信仰を軸に「神探偵」シリーズ以外の新作の話題まで、様々な方面から聞き尽くしました。清涼院流水クリスチャンクロニクルも収録。 清涼院流水&坂嶋竜 墨羽ミゲルという才能について 世に放たれたばかりの墨羽ミゲルという才能について、清涼院流水と坂嶋竜が語ります。 墨羽ミゲル「天城漂馬、恋を知らぬ探偵」 フランスで起きた事件を解決後、休暇を過ごしていた不良探偵• 天城漂馬を苦しめるのは、潜探推理が生みだした悪夢だった――。この2026年に、スペイン語英語日本語を操るメキシコ人が、JDCを書いた――ここがJDCトリビュートの最前線。 蘇部健一「バック・トゥ・ザ・小学校」「バック・トゥ・ザ・小学校 PART2」 メフィスト作家きってのコメディアン、蘇部健一が名作洋画に捧げるSF×お笑いの台本。小学生時代の忌まわしい過去を変えようとタイムトラベルをする戸部――彼は過去を消し去り、ハッピーエンドを迎えることができるのか!? 兎月「懐疑の果て 認識の鳥籠 寓話の楽園 ──浦賀和宏の初期三部作における孤独と自意識の変容」 浦賀和宏の初期三部作『記憶の果て』『時の鳥籠』『頭蓋骨の中の楽園』を読み込んだ著者による、浦賀和宏論です。 浅暮三文「Q」 〝Q〟とは何か――。メフィスト作家きってのファンタジスタ、浅暮三文が贈る、実験ショートショート。 孔田多紀「『ハサミ男』のメフィストとファウスト」 メフィスト評論賞円堂賞受賞者にして、殊能作品考察同人誌も出している孔田多紀による考察エッセイ。 芽生 古泉迦十『崑崙奴』ファンアート 古泉迦十《火蛾と崑崙奴と、》 付:潮谷験からの質問状 推理作家協会賞受賞後に実施したメールインタビューに古泉迦十が答えます。潮谷験から古泉迦十への質問集も収録。 乃木口正「鏡の家の少女A」 ある施設のある部屋に閉じ込められた少女、そこではある実験が行われていて――。圧巻の鏡家サーガトリビュート。 巻更紗 佐藤友哉『灰色のダイエットコカコーラ』ファンアート 北山猛邦「メフィスト賞30周年記念杯 金のホームズ像争奪『メフィゲーム』」 北山猛邦がAIを利用してお届けする、前代未聞のメタフィクションゲーム実況。総勢〝71〟人の参加者のうち、ゲームを勝ち残るのはいったい……!? 田中大牙「世界の終わりのねこやなぎ 猫柳十一弦の終末 第2回」 奪われた探検の行方が不明なまま、猫柳達の操作も暗礁に乗り上げ、ついに訪れる世界の終末。そしてついに十一人委員会からの接触が……? 世紀末をめぐる北山猛邦トリビュート。 風森章羽「『獏の掃除屋』イラスト」 作家本人が描く、自作のディフォルメイラスト。かわいい獏、あります。 坂嶋竜「解説の解説『NO推理、NO探偵? 謎、解いてます!』」 文庫版解説を書いた坂嶋による、解説執筆の裏話。 巻更紗 望月拓海『毎年、記憶を失う彼女の救いかた』ファンアート 墨羽ミゲル「メフィスト賞の重力圏にて」 墨羽ミゲルはいかにしてメフィスト賞と出会い、いかにして人生を変えられたのか。全メフィスト者必読のエッセイ。 木海「メフィスト賞はなぜ中国で注目されているのか?」 中国のSF作家&翻訳家が中華圏におけるメフィスト賞の需要を解説。 坂嶋竜「メフィスト作家の試行法」 メフィスト作家の作品はどんな創意工夫の先にあるのか――。限界研ブログでの連載に書き下ろし部分を追加。
マーダーミステリ特集
誌上公演「まくらがえしの夜(文章化:坂嶋竜)」 しぐれまさひろ制作、高橋マシューGMの下で開催されたマーダーミステリ「まくらがえしの夜」を坂嶋竜の手によって文章化。北山猛邦、汀こるもの、柾木政宗、潮谷験、須藤古都離、三日市零の6人が参加。6人+GM&坂嶋による感想座談会も掲載。 もうひとつの「まくらがえしの夜」 南海遊と坂嶋竜が「まくらがえしの夜」体験記を執筆。ふたりがプレイした回には南海遊、綿世景、坂嶋竜+一般の方3名が参加。
編集後記
編集長ヒトリ座談会&参加者よりひと言


