ビギナーズラック
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「ビギナーズラック」2026/6/21(日)発行 文庫版/本文34P 文学フリマ岩手11の新刊です。 短歌を初めて1年ちょっと経ったので、これまでに詠んだものから選んで本にまとめました。拙いものも多いのですが、初心者の今しかまとめられないものもあると思って作りました。 本文はさわやかな青インク1色刷です。 【以下抜粋】 一塁のベースは夏の慟哭を蒸発させて空へと還す 洗い立てのシーツのような色をして冴えた青空破る白鳥 垣間見る知らぬ誰かの息遣い鉛筆書きの古本のルビ 靴下は共喰いするという噂これは強くて生き残った方 初盆の提灯を買う 少しずつわかり始めたあなたの不在 猫の鼻しっとり君が人のころ得られなかったやわらかな午後 枕元の気配に起きる 優しさは桃缶のふりしてそこにある 帰宅後に約束されたしあわせの蛹としてのドーナツの箱
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