裏国分寺の夜で拾われた、
「鍵になりそこねた」くうかいです。
一応キーホルダーの姿をしていますが、
この子は持ち歩くための道具ではありません。
手縫いで生まれた体はとても繊細で、
鍵束につけて使うと、ほどけたり壊れてしまうことがあります。
おすすめは、
鞄の内ポケットに忍ばせること。
机の引き出しで眠らせること。
ときどき、そっと匂いを確かめること。
中には
ほうじ茶・柿の葉・ドクダミが約30g。
静かな場所で、夜の呼吸を思い出すための香りです。
高さは、座った状態で約10cm。
「使われる」より「一緒に在る」ことを選んだ子です。