小説『だからあたしは この青春を、この音で』 ––初夏、小樽にて。双葉湊音がベースを始めるおはなし
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歌手 双葉湊音。 高校のときに同級生だった彼女は、あたしの所属していた軽音部でベースをしていて、それが彼女の音楽のはじまりだった。 あの頃も、今と変わらず『青春』と呼びたくなることが好きで、けど今よりもずっと不器用で、自分のことを伝えることが下手だった。そんな、姿をしていた気がする。 これは、そんなあたしの同級生が、ベースをはじめるまでの話。
About
夜琴託 小説第二作。 前作「書けない思いを声に預けて」にて、劇中エピソードとして描いた`成人して社会人ボカロPをはじめる花隈千冬が、高校生だったころの、同級生の双葉湊音がベースを始めるまでのはなし`を膨らませて書いた小説です。 文字数:3万6千字。59ページ 表紙イラスト: k-yousさま











