三島由紀夫の構造分析
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三島由紀夫は「荒野より」で次のように語っています。 『私がある事件やある心理に興味を持つときは、それが芸術作品の秩序によく似た論理的一貫性を内包しているときに限られており、私が「憑かれた」作中人物を愛するのは、私にとっては、「憑かれる」ということと、論理的一貫性とが、同義語だったからである』 本書では三島作品に頻出する「登場人物に内在する論理」と作劇の構造を分析し、最終的に『豊饒の海』の読解を目指します。 『目次』 情報の非対称性 映画「美しい星」 『不道徳教育講座』 物 1 黒くうずくまるもの 2 指環 3 届かない手紙 4 タイムマシン 5 仮面 不安の持続 美と倒錯 (非)処女のパラドックス 一つながりの世界 1 行列 2 陰謀と詐術 3 インプラント 4 マネー 5 教会 6 嬰児殺し 7 殉教 『豊饒の海』 『春の雪』 『奔馬』 『暁の寺』 『天人五衰』


