Fate/For Grief Observer 1 獣架白原霊廟モスクワ
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遥かな過去を巡る旅路——魔神王による人理焼却は防がれ、その偉業は潰えた。 人理修復はなった。カルデアのマスター、藤丸立香は世界を救った。 おめでとう、人類。きみたちの努力は報われた。 だがそれでも。 この星は、とっくの昔に破綻したままだ。 ——「異聞帯(ロストベルト)」 それは行き止まりの人類史。 人の集合無意識により、それより先はないと選定され、終わった宇宙。 七つの空想は星を侵し、今、人理は漂白された。 濾過異聞史現象——白紙となった星は、もはやきみたちのものではない。 きみたちは敗北した。汎人類史は崩れ落ちた。 だがそれでも——きみがまだ立ち上がるのならば。諦めないと叫ぶのならば。 ならば——物語は終わらない。 墓標立ち並ぶ永久凍土。極寒の世界。白き地獄に足を踏み入れた人類最後のマスター——藤丸立香が呼び寄せたのは、汎人類史に名を刻まれない正体不明のサーヴァント、アヴェンジャー——想影真心だった。 敵はクリプター——カドック・ゼムルプス。獣の皇女を従える彼は、「世界を救う」ため、カルデアに立ちはだかる。 盾の乙女。竜狩りの女戦士。獅子を連れた騎士。南国の大英雄。叛逆の王喰い。壊奪の覇王。忍者。竜殺しの聖者。新致命者。大元帥。獣皮の狩人。降る星の獣。——そして、誰も知らぬ復讐者。 その運命は今、奇跡のように交差する。 沃懸濾過作、「星を砕け、夜明け知らずの夢」を元に忘旗かんばせが描く、「戯言シリーズ」×「Fate/Grand Order」のクロスオーバー! 516ページの大ボリュームでお届けする、大いなる聖杯探索の第一章! レイアウト:18行×23文字×2段組 ページ数:516ページ カバー付き カバーイラスト/挿絵:沃懸濾過(@loka_ikaku)
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