おくのうら道
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紀行文『おくのほそ道』の行間を、勝手に書き足してみました―― 元禄二年。 江戸を発ち、奥州・北陸を巡る旅へ出た俳人、松尾芭蕉。 本作は『おくのほそ道』の旅程と出来事をたどりながら、原典には書かれていない旅の道中を、付き人・フジくんの目線から描いた珍道中です。 旅に出たがるくせに、すぐ疲れる。 ウンチクを語り出すと止まらない。 宿では酒を飲み、時には駄々をこねる。 そんなバショーさんに振り回されながら、フジくんは一緒に奥州を歩いていきます。 ただし、句を詠むときだけは本物の俳人。 日光、白河、松島、平泉、出羽三山、最上川、象潟、越後、そして大垣へ。 原典の旅を追いながら、その「行間」で二人が何を見て、何を話し、何をやらかしていたのかを想像して書き加えました。 俳(廃)人どうしよう―― 『おくのほそ道』を読んだことがある方にも、昔授業で読んだきりという方にも。 バショーさんとフジくんの、長くてどうしようもない旅にお付き合いください。 ――そして、藩士のみなさんにも捧げます。 読んでいるうちに、あの4人の姿が浮かんでくるかもしれません。
書籍仕様
文庫判(A6)/約310ページ カバー・帯付き 賽力文庫 創刊 ※表紙・挿絵には生成AIを利用しています。



