他人だった二人が、
同じ飯を食べて、ただ寝る。
家を持たず、
軽自動車とキャンプ道具を積んで旅をする立花余白。
焚き火をする。
飯を食う。
眠くなったら眠る。
旅の途中で出会った、一人の少年。
一緒に火を起こし、
一緒に食べ、
同じ景色を見る。
大きな事件が起きるわけではない。
それでも、他人だった二人の距離は少しずつ変わっていく。
文字の位置。
音の位置。
余白。
視線の移動。
ページを進む時間。
ページそのものを一枚の画面として使い、
「文字で描く」ように物語をつくる呼吸文学。
見る。
読む。
体験する。
スマートフォンやタブレットでも楽しめるPDF版です。
著:鰹
発行:鰹書店