AIに大事なファイルを消されたくない人へ
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AI に作業を任せていると、動作モード(AI がどこまで確認なしで動くかの切り替え)によっては、ファイルを消すコマンドが確認画面なしで実行されることがあります。アプリの設定ファイルに数行を足して、決まったコマンドを拒否させる設定です。入れると、設定に書いた形で始まる、ファイルを消すコマンドと GitHub などへ送るコマンドは、どの動作モードでも、確認画面を出さずに拒否されます。 2026年10月3日に私のパソコンで「編集を受け入れる(Accept edits)」にして削除を頼むと、入れる前は確認画面なしで実行され、入れた後は拒否されました(何も消えていません)。ただし、書き方によっては拒否されません。 設定ファイルと説明書3つ(zip 1つ・無料)。プログラムは入っていません。 ■ 必要なもの Windows のパソコンで Claude の有料プランに入り、デスクトップアプリの Code タブを使っている方が対象です。Cowork タブの会話には、おそらく効きません(試していません)。 ■ 入れると変わること ・削除の行(rm・Remove-Item で始まる物)と送信の行(git push で始まる物)。Bash 用と PowerShell 用の2つずつ(どちらも AI がコマンドを実行する道具):会話で許しても実行されません。送る方は、公開の場所に送った中身が外から見え、取り消しにくいためです。GitHub などへ送らないなら、送信の行は関係しません。 ・「権限をバイパス(Bypass permissions)」の行:確認を全部飛ばすこの動作モードを選べなくします(公式の説明)。私のアプリはこのモードを使えるようにしていません。入れた後も、一覧の「権限をバイパス」の横に「有効にする」が残っていました。残っていても、入れ直す必要はありません。 ■ 防げないこと ・書き方を変えた削除・送信のコマンド(例:bash -c という書き方で包んだ削除。拒否の直後に AI が試すことがあります)。意味の分からないコマンドは「拒否」を押し、AI に「止められた理由を書いて、残りは私に任せて」と頼んでください。 ・ファイルの上書き・移動・名前の変更 ・データベースやクラウドに置いたデータの削除 大事なフォルダは、別の場所にコピーしておいてください。 ■ 増える手間 AI の片付けの削除も拒否されるので、消すのは自分です。送信の行を入れると、送るのも、送る前に中身を確かめるのも自分です。 ■ 入れ方(AI に送る文は README.md に) 1. 入力欄の左下の動作モードを「手動(Manual)」にします。存在しないファイルを消すよう AI に頼みます(何も消えません)。確認画面が出たら「拒否」を押してください。 2. まず AI に、今の設定ファイル(settings.json)を settings_mae.json という名前でコピーするよう頼みます。次に、この設定を足すよう頼みます(zip の settings.json で置き換えず、中身を足します)。送るのを AI に任せたい時は「git push の2行は足さないで」と添えます。書き込みの確認画面では、その1回だけ許可するボタンを押してください(コマンドの確認画面では「一度だけ許可」という字でした)。「常に許可」は選ばないでください。 3. 新しい会話で1と同じことを頼みます。確認画面が出ずに、AI が「拒否された」と返事をすれば効いています。確認画面が出た時は README.md を見てください。 ■ 外す時 AI に「settings.json を、コピーの settings_mae.json の中身に戻して」と頼みます(前に settings.json が無かった時は「足した設定を消して」)。 ■ 試したこと(10月3日・Windows 11 Home) テスト用の空のフォルダにだけ入れて試しました。手動では、削除と送信は入れた後に確認画面なしで拒否されました。bash -c で包んだ削除は、入れた後も確認画面が出ました。 公式の説明では、Git Bash(Bash を使うためのソフト)が入っていない Windows では、AI は主に PowerShell を使います。その場合に働くのは主に PowerShell の2行で、私は試せていません。 ほかに試せていないこと:自動(Auto)での結果・手順2で足す、ふだんの設定ファイルに入れた時など(README.md に)。試したこと以外は、公式の説明によります。 ■ 作った人 副業で AI に作業を任せている会社員の私が配っています(プログラムは書けません)。AI に公式の説明と被害の報告を調べさせて作らせ、最後の形は私が選びました。公式のものではありません。
