「顕現したばかりの数珠丸さんに、すべてをさらけ出すのはまだ早いと思うんだよ」 　祝、数珠丸恒次顕現！ 　しかしにっかり青江の一言から、仲を秘匿することになった石切丸と青江。 　本丸刀剣猫の乱、短刀夏の自由研究、など賑やかな本丸の日々をそれぞれに過ごすが、空白はお互いにかえってそれを意識させた。 　ついにうっかりと行動を誤ってしまったのは、青江の望むままに我慢を続けていた石切丸だった。 　重傷を負ってなお、約束を守ろうと全力で逃げる(霊力含)石切丸と、抜刀も辞さずに追う青江。追い詰めた先は、果たして。 ---- ---- 石かり本　本丸設定　A5サイズ　48ページ 切なる碧へ6 (閃華の刻21 福岡) にて発行した冊子です。 　にっかり青江が、顕現したばかりの数珠丸に石切丸との仲を隠そうとするお話（同派の前では恰好つけたい）。 にっかり青江は数珠丸と猫を探したり、乱と髪結い研究をしたり。 石切丸は秋田とお庭の探検をしたり、加州にのんびり喝を入れてもらったり。 お互いに馴れ初め回想を挟みながら相手を想ったり。 途中激しく追いかけっこを挟んだりしますが、基本ほのぼのした本丸です（ただし事件は起きる）。 目次 ・アウフタクト 1・三日月宗近、世話をする 2・にっかり青江、猫を探す 3・加州清光、短刀夏の自由研究を見守る 4・石切丸、追われて逃げる 4転・にっかり青江は認めない 5・数珠丸恒次の所感 2まではpixivにて公開してます。 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9775653