B5・108頁
COMITIA125 頒布物
「SOMETHING LACKING 2」
街には二種類の住人がいる。人間と、人間では無い者たち。
彼らは〈ラッカー〉と呼ばれ、その違いを明確に区別されてきた。
社内では〈ラッカー〉失踪の噂がまことしやかに囁かれていた。
帰り道に立ち寄った薬局でキトリーは人間の女性を介抱する。不意に名前を呼ぶその声は高校時代の友人のものに違いなかったが、記憶の中の彼女は〈ラッカー〉のはずで…
------
COMITIA116で発行した「SOMETHING LACKING」の続巻になります。