
【全84ページ】ニューラルネットワークの普遍性定理(万能近似能力)「ニューラルネットワークは中間層1層で任意の関数を近似できる」ことを示した、G.Cybenkoの1989年の論文"Approximation by Superpositions of a Sigmoidal Function"の解説本です。 この本は二部構成となっています。 第一部の論文解説では、ニューラルネットワークの普遍性定理の証明を、原論文のギャップも埋めた形で証明しています。 第二部では解析入門として、証明に必要な数学の知識(測度論、ルベーグ積分論、関数解析)を解説しています。各分野深入りはせず、必要な部分だけをピックアップしてコンパクトにまとめています。 証明の丁寧な解説に加え、証明に必要な数学の知識の説明も入っており、線形代数・微積の知識があれば読み進められるようになっています。