ほんの気軽な呼びかけを発端に、
翻訳、連句、手紙、本――点綴する主題を辿り、
自己と他者、切断と連繫、個と普遍の表裏を往還する点線の軌跡。(♧)
疲れて寝床に入ると舞い込んできた言葉、
PCのタイプにスマートフォンのフリック入力で応答するにつれ、
両者はみるみる活気づき、公開を目的としない、一つの由々しい対話が生まれた。(♢)
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『eau』1【おー・いち】は、結崎剛と澤直哉による、2020年5月28日22時38分から翌29日1時25分までのLINE上での対話の記録である。
A4判
総10頁
設計:澤直哉