コミックマーケット96にて頒布いたしましたレーヴァテインをメインヒロインの同人誌「あの黄昏にさよならを（上）」の書籍版です。 あの黄昏にさよならを（上） ――これは彼女の笑顔を取り戻すまでの物語 　少奏官ハロルド・ボーミテンス。彼には悩みがあった。 「どうやったらレーヴァテインと仲良くなれるんだろう」 　即ち奏官にはよくある悩み。キラープリンセス、レーヴァテインとの関係が上手くいっていないのだ。 　何度も試みては悉く失敗してきたハロルド。未だに彼女とぎくしゃくしながら、彼は先輩奏官イグザ・コルテスと共に特型異族ボトムレス・レッドの討伐任務に挑む。 　これは彼と彼女の物語。 　悲しみを知りながら、それでも前に進むための物語、その序章だ。