幻の索道 ー川根電力索道16年の激動の歴史ー
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川根地方には、かつて外界とつながる1本の索道があった。 その索道は川根電力索道といった―― 静岡県中北部、大井川中上流部に位置する川根地方。 現在では道路や鉄道(大井川鉄道)によって接続されていますが、かつては索道(ゴンドラ)がその役目を担っていました。 大井川鐵道上にわずかな遺構が残りSL案内などで名前だけは出てくるため存在は知られているものの、その実態は町史ですら説明に乏しい『幻の索道』です。 川根電力索道はどのように生まれ、何を運び、そして消えていったのか? 浮かんできたのは、大河・大井川と険しい山々に挟まれて苦しんできた川根の人達の執念、そして大井川上流に林立する電力開発の歴史でした。川根電力索道の歴史は、大井川の歴史そのものだったのです。 1年半に渡る資料調査に加え、現地調査によって判明した川根電力索道の姿を、全120ページの大ボリュームでお届けします。
●書籍情報
B5 120ページ 本文モノクロ
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製作者:しずさつ (Twitter @local_linern34) (E-mail shizusatu44803@gmail.com) 本書の著作権はしずさつに帰属します。 本書の再配布・改変を固く禁じます。
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