Morph Animation Tool (Blender アドオン)
- 最新バージョンDigital0 JPY
- 旧バージョンDigital0 JPY

Blenderのクロスシミュレーションやソフトボディによるアニメーションを モーフ(シェイプキー)アニメーションとして出力する為の補助ツール。 開発段階での利用想定は glTF 出力したモデルを Three.js などで動かすのを想定しています。 (デバイスによりキーフレーム再生数に限界があるので注意)
主な機能
・クロス or ソフトボディ のアニメーションをシェイプキーとして一括追加 (0.9.8より変形系MOD一通り追加しました) ・シェイプキーと連動したキーフレームを追加 ・キーフレーム間隔を最大3段階で設定可能 (キーフレーム数はファイルサイズや再現度に影響) ・サブディビジョンサーフェスを適用可能
使い方
0.各シミュレーションにて予めベイクしておきます(推奨) 1.モーフアニメーション化したいメッシュをUIで選択します。 2.処理対象のモディファイアを選択します。 3.処理開始フレームと処理終了フレームを設定します。 4.Key Interval(キーフレーム間隔)を設定します( 0で無し ) ※キーフレームの間隔はファイルサイズと再現度に大きな影響を与えます。 5.ADD Shape Keys を押下して処理開始 6.処理が終わったらモディファイアが適用されますので、そのままエクスポートするかNLAエディタなどでストリップ化して出力して下さい。 Avanced Frame について これはキーフレーム間隔を可変させる為の機能です。 ファイルサイズを節約して絞りたい場合は対象フレームの Key Intervalを上げて下さい。 逆に、ファイルサイズを犠牲に再現度を上げたい場合は Key Interval を下げて下さい。 処理順序は以下の様になります。 1st -> 2nd -> 3rd -> 2nd -> 1st
出力結果動作サンプル ( glTF + Three.js )
https://niuind.com/t/booth_mat.html https://niuind.com/t/mat_demo.html
導入~出力までのチュートリアル
仕様・注意事項・その他Tips
[仕様・注意事項] サブディビジョンサーフェスを適用する場合のみ メッシュにコリジョンモディファイアが追加されている場合削除します。 現在のBlenderの仕様上、コリジョンを無効にするだけでは 循環参照サイクル(Dependency Cycle Detected)として 永遠に処理が終わらない可能性がある為、削除してから処理を開始します。 コリジョンモディファイア自体は、シミュレーションのベイク時にちゃんと反映されていますので、ベイク後は削除しても影響ありません。 [その他Tips] BlenderからglTFアニメーションを出力するとファイルサイズが極端に肥大化する可能性があります。 その場合は、ノーマル(法線)出力をオフにする、もしくは、Meshoptimizer等で圧縮してから利用するなどお試し下さい。 https://github.com/zeux/meshoptimizer/releases
導入方法
1.Blender 起動 2.編集 → プリファレンス 3.アドオン → インストール 4.zipファイルを選択してインストール 5.サイドメニューに "MorphA" と言う項目が追加されていれば導入完了
Blender動作確認バージョン
3.1.2~4.4.0
アップデート履歴
[2022-10-20: v0.98] 変形系MODを一通り選択出来る様に変更 [2022-09-13: v0.97] 循環参照対策→コリジョン削除仕様に変更 (サブディビジョンサーフェスを適用時のみ) [2022-09-12: v0.96] 初版