渋谷と原宿を南北に結ぶ、キャットストリート。時間は午前五時前。ギターを抱えた少女は、高森藍子と出会った。やがてふたりは、自然と同じ時間、同じ場所で落ち合うようになる。ミルクキャンディ、シトラスのハンドクリーム、猫、嘘と隠しごと——交流と変化する関係をリリカルに描いた「ハロー、あの子の神様」をはじめ、高森藍子の日常と少しの冒険を綴った「明日の雨傘」「冗長な夜のシャッターストローク」「薄明について」計4編収録の中短編集。 作　ラミン／絵 くくぺぐ --- アイドルマスターシンデレラガールズの二次創作、高森藍子の小説本です。 - 「高森藍子と夜明けの街を過ごす話（過去作に手を入れたものです）」 - 「高森藍子と停電した街を歩く話」 - 「夜に高森藍子を連れ回す話」 - 「高森藍子が捨てる話」 の4編です。 2022年のシンステで頒布したものを増刷したものになります。