中国鉄道時刻表 2023春夏 vol.11【紙書籍版】和纸质书籍版本
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■こちらは紙書籍版です。 一部内容がカラーになって持ち運びしやすい電子版はこちら https://shikebiao.booth.pm/items/4777510 【2023年3月13日時点のダイヤに対応しています】 ■「中国鉄道時刻表」とは 「中国鉄道時刻表」は、中国国鉄13万キロ全線・全駅・全列車の時刻を日本の一般的な時刻表に近い路線別・時刻順のフォーマットで収録したものです。年2回刊行。中国現地では紙の時刻表は廃刊となっているため、日本の読者が手に取れるほぼ唯一の中国鉄道の紙の時刻表です。 今回発売となる「中国鉄道時刻表 2023春夏 vol.11」は、日中両国のコロナ関連の渡航制限が撤廃されてから初めてとなる新刊であり、本格的に復活する中国への観光旅行や業務渡航においておおいに活用していただけるものとなっています。 また、今年4月から運転を開始した中国ーラオス間の国際列車の時刻を収録しています。今年1月に旅客規則の白紙改正があったため、営業案内も最新の内容に更新しています。 列車時刻は、ビジネスによく用いられる北京ー上海の高速鉄道や、観光路線として知られるチベット鉄道を含め、中国の高速鉄道・在来線鉄道の全てを収録しています。 2023年3月13日時点のダイヤに対応しており、昨年9月以来新たに開業した約1800キロの新路線を漏れなく収録しています。今後も毎年3000キロのペースで新線開業が見込まれており、開業予定線の路線・駅情報も収録しています。 時刻表には、中国国鉄公式の路線名やキロ程、信号場を掲載しており、基礎資料も充実しています。モスクワ行きをはじめとする国際列車の時刻も掲載しています。 「中国鉄道時刻表」は、中国の鉄道を初めて使う人でも安心快適に利用できるように、列車時刻だけではなく、100ページにおよぶ懇切丁寧な解説編を付しています。解説編の内容は、「中国鉄道入門」、「新線開業情報」、「索引路線図」、「営業案内」、「運賃表」、「国鉄の便利なサービスのご案内」、「中国鉄道旅行ガイド」、「きっぷ購入メモ」など多数にわたります。 「中国鉄道時刻表」は、中国現地でも高い評価を得ており、中国における高速鉄道の研究開発の第一人者である北京交通大学楊中平教授からの推薦文をいただいています。島秀雄記念優秀著作賞受賞、日本鉄道賞ノミネート、朝日新聞・神奈川新聞・日テレNEWS24で報道、『地球の歩き方』掲載。 本誌の特徴は次の通りです。 ■時刻表の内容 この間に開通した1800km弱の新路線を掲載しました。主な開業路線は下記の通りです。カッコ内の記号と数字は時刻表に掲載の表番号です。 1.京浜城際線(a03) 宝坻~北辰 54km 京唐城際線(a07) (北京~)北劉各荘所~唐山 141km 2.合杭高速線(b27) 湖州~杭州西~桐廬東(~桐廬) 138km 3.済萊高速線(b39) 済南東~鋼城 116km 4.興泉線(c31) 清流~永安南~泉州 290km 5.銀蘭高速線(d17) 中衛南~樹屛(~蘭州西) 222km 6.瓦日線(d37) (湯陰~)鶴壁時豊~紅旗渠 60km 7.重慶東環線・渝熊線(e21) (重慶西~)珞璜南~重慶東~寸灘所(~重慶北)・磨心坡 186km 8.渝厦高速線(e45) 益陽南~常徳 94km 9.峨広線(e55) 峨眉~冕寧 241km 10.南憑高速線(f31) 南寧~崇左南 121km 11.弥蒙高速線(f53) 弥勒~紅河 106km ■時刻表の掲載の仕方 漢字・数字のサイズを大きくし、読みやすい誌面にしています(本誌バックナンバー比)。 高速鉄道は太字とすることで、相互乗り入れの多い中で高速列車と在来線列車の区別をわかりやすくしています。 列車番号の数字を太くし、見やすくしています。 直達列車・特快列車に横罫を配することで、優等列車を目立たせています。 中国国鉄の公式資料から、路線名・キロ程・信号場を掲載しています。 駅名は日本漢字、中国語簡体字、ピンインのすべてを掲載しており、現地での書き方・読み方がわかるようになっています。 ■解説編 路線図については、13万キロの中国国鉄全路線を21ページに分割(拡大)し、都市部の密集する路線も分かりやすく表現しています。 全国的に施行されたチケットレス乗車、中国国鉄の便利な旅程管理アプリ、駅弁のデリバリーサービス、フライトとの一括予約などの中国国鉄の新サービスの紹介も掲載しています。 中国で運転されている高速鉄道車両(CRH和諧号、CR復興号)の型式解説を付しています。 国鉄の公式情報を整理した「営業案内」を掲載しているほか、これを日本の初心者でも使いこなせるように解説した「中国鉄道入門」「中国鉄道旅行ガイド」などの独自コンテンツを用意しています。 ■編集方法 中国国鉄の公式時刻情報を用いて、編集委員会が自主開発した時刻表編集システムにより時刻表にまとめています。そのため、情報は大変正確です。