十二の星座の物語　第四巻 （縦6センチ　横４.5センチ　96ページ） 手作りのハードカバー豆本です。 西洋アンティークの風合いを出すためにテキストは横書き、ページを紅茶染めしています。 ～あらすじ～ 岩窟の寺院に住んでいる少年、ベルとリル。 ふたりは不可解な事件で倒れた導師を救うため、薬になるコケをもとめて寺院の地下に広がる鍾乳洞へ… 道に迷ってしまったふたりは、異世界の星の物語を語りあってお互いを励ますのでした。 「人に狩られる銀色の獣が迷い込んだのは、地の底の大空洞。 そこには、神獣として人に崇められている鹿が住んでいました。 真っ青な体毛をもつその鹿は、自身の数奇な運命を獣に語り始めるのでした…」 物語の中の物語。 異世界の星のおはなしをお楽しみください。