特装版 ラピスの再生論Ⅰ
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※※必ず確認お願いします※※ 書籍4冊以上(※小冊子はカウント対象外)を同時に購入される場合、 【4冊以上注文用】宅配ボックス(60サイズ)を注文に含めるよう、お願い申し上げます。送料および梱包料金が変わります。 もし不明点などありましたら注文前にお問い合わせください。 ※※※※※※※※※※※※※※ 織野帆里の執筆した長編SF「ラピスの再生論」の製本版です。 初版が完売したため、修正・加筆を行い再版いたします。 収録: ・本編第1章「水晶の街」~第3章「誘いの手紙」 ・新規書き下ろし短編「エリザの祝福」 ・挿絵イラスト11枚(商品画像にサンプルあり) 形式: A5サイズ/264ページ 箔押しのブックカバーを掛けてお届けします。 「ノベルアッププラス」にて掲載している同名作品と同内容ですので、試し読みはこちらをどうぞ! https://novelup.plus/series/582228284 また、一部内容を書籍用に修正しています。
STORY
――何かを忘れたように淡々と陽が昇り、月が出る。 七つの都市と七万の人口を抱える街、新都ラピスは今日も平穏だった。そこは、共同体を保つために人間が「生産」され「役割」の名の下に歯車として働く、人と社会の使役関係が逆転した世界。 ラピスの最高権力機関・統一機関に所属するリュンヌは、読書家で人との関わりを苦手とするところ以外、ごく一般的な研修生として暮らしていた。19歳の秋、幹部候補生に抜擢される研修生が発表される日の朝に、異言語を話す少年ティアがやってきたときから、彼女の日常は、そしてラピスという世界は、徐々に変化していく。 形を変えゆく世界のなかで、自身を変革してゆく人々の群像劇。
CHARACTER
リュンヌ・バレンシア(ルナ)…… 本作の主人公。統一機関の研修生。事なかれ主義で厭世的、消極的でごく少数の人間としか関わりを持とうとしないが物語の中で次第に変化していく。本を読むのが好きで、抜群の記憶力がある。長い三つ編みと月を象ったイヤリングが特徴。 ソレイユ・バレンシア(ソル)…… 統一機関の研修生。ルナの相方で幼馴染。ルナとは対照的に非常に社交的で、人間関係を大切にする。利他的で、時折、身の危険を顧みない行動を取る。明るいオレンジの髪と太陽を象ったイヤリングが特徴。


