何かを、心の中で静かに諦めかけていた日に、太めが止まった先に椿が咲いていた。
マンションの下に、ただそこにあった。
何も求めず、何も待たず。
ただ、その時間に咲いていた。
何も考えずにシャッターを切った。
この写真集の多くは、そうやって撮れました。
計画もなく、構図もなく。
ただ、花が僕を立ち止まらせた瞬間。
頭が感情に名前をつける前の、その瞬間に。
毎日その前を通り過ぎている、
小さな花、道端の花、誰も撮らない花。
でも、そこにあった。ずっとそこにあった。
これは、そんな花たちの写真集です。
そして、そんな瞬間たちの。
24ページ。短い詩。PDF。
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