【電子書籍】歌集 あらゆる季節に/PDF版+EPUB版
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2025年に詠んだ仄暗い短歌約70首を収録した私家版歌集です。 ・文庫版/70ページ ・ほぼSNSやネプリなどの既発表作です。 ・こちらは電子書籍版(PDF+EPUB)です。 ・EPUB版はスマホ内のブックアプリ・楽天koboアプリなど、PDF版はKindleなどで閲覧できます。 ・PDF版は縦スクロールでの表示に問題ありませんが、Kindleでお読み頂く場合、仕様状、左開きとなっております。ご了承ください。 以下、本文より抜粋///////////////////////////////// 闇の中つつじヶ丘の字をなぞる 静謐だろう、躑躅の白は みなとみらい 祈りのような地区名は、まばゆい未来の海原をゆく わたしたち、心臓を燃やしたときのコバルトブルーを誓いと呼んだ 太陽を食んだ唇(くち)へと触れてから、ばらが燃えてる音、こんなにも つり革をつかむ手首に星四つ、名前をもたない星座、あなたの 銀食器にも似たこれは信仰で、血肉もあり、曇ったりする むりだった あなたを背骨として生きること、花筏、やがてくずれて 手羽先の骨折るきみは手をぬぐい、殉教をした恋のはなしを 描き足した生命線は銀色で鍵を失くした日の、繊月の、 おたがいを衛星として生きてゆく、あらゆる季節に手を取りあって

