【PDF版】JINX PROGRAM 日本語版 No.5
- Digital700 JPY




本の長さ:30ページ。 Theodore Annemannが刊行していた歴史的マジック誌『THE JINX』。本書は、その誌面で展開されていた「Suggested Programs」コーナーをもとに構成されたシリーズの第5巻です。 本巻が扱うのは、マジシャンとアシスタントである「霊媒」の2人組で執り行う、極めつけのメンタルマジック――「ツーパーソン・アクト」です。通常、この形式の演技を成立させるためには、演者双方が複雑な「コード(秘密の暗号)」を暗記しなければならず、習得へのハードルが極めて高いジャンルとして知られています。 しかし、本書が提示するプログラムのテーマは「ノーコード・テレパシー」。複雑なコードは一切使用せず、秘密操作のほとんどをマジシャン側が担う設計になっています。「霊媒」役のパートナーに専門的な技術や記憶の負担を強いないその合理的なシステムは、これから2人制のメンタリズムに挑戦したいと考えているパフォーマーにとって、これ以上ない最高の実践的「入門書」となるはずです。 既刊と同様にイラスト(挿絵)はほぼ皆無であり、内容は一貫して硬派そのもの。文字からロジックを読み解くには相応の熱量が必要となりますが、1人の演技では物理的に不可能なエフェクトが、複数の原理によって多層的に、かつ強固に守られていく構造は、歴史的な資料としての価値も極めて高く、ただ読んでいるだけでも知的な興奮と楽しさに満ち溢れています。 「2人組での強力なキラーコンテンツを確立したい方」、そして「クラシック・メンタリズムにおける秘密伝達システムの深淵を覗いてみたい方」に、自信を持っておすすめする重厚な一冊です。 ■目次 “ノーコード”・テレパシー 1 デュオ・テレパシー 2 即席のフレームアップ 3 テレパシー・オン・ザ・カフ 4 パーフェクト・ブックテスト 5 シークレット・オーダー・オブ・エーセス 6 ソート・イン・ザ・エア 最後の注意点 あとがきと各トリックの感想



