InDesignサバイバルナイフ 下巻
- Digital1,500 JPY

まえがきより InDesignはむずかしいし、とっつきにくい、という声をよく聞きます。 自分が最初にレイアウトソフトに出合ったときはどうだったかな、と思い出してみると、最初はそんなに深く考えずにやみくもに使ってみていたのでした。 やみくもにつかっているうちに、だんだん「ここが便利なのだな」「なぜ便利だと思うのだろう」と考え出して、ちょっとずつ先へ進んでいったように思います。 「便利だ」と思うためには、自分が「何を作りたいのか」がある程度見えていないとわからないんだな、と思ったことも覚えていました。 また、「むずかしい」と思ってしまう原因として、あることをしようとしているときに、それに関する情報をどんどんぶち込まれてしまって情報におぼれる、ということもあるのではないかと思いました。 この本では、1章から4章まで、作るものがだんだん複雑になるようになっています。 誰でも最初から、複雑なものを思い描くことはできません。なので、まず簡単なものを想定して、そこへたどり着くまでのアプローチとして章立てをしてみました。 また、大事なことだけど筋道からちょっと外れた情報や、それは今すぐ分からなくていいけど、後から理由を知りたくなるかもね、といったことは、極力「注」に追い出すことにしました。 なので、この本には「注」「脚注」と、注に当たるものが2種類あります。注よりボリュームが大きくなるものはコラムにしましたが、コラムも軽いものと重たいものに分け、重たいものは「seed of wisdom」というページを設けて、独立感を高くしました。 さらに、コラムの域を超えてしまうようなことは「インターミッション」として、本筋から外れた章にしてあります。 とりあえず、InDesignではどうやってドキュメントを作っていくか知りたいひとは、注やコラムは全部飛ばして読んでいってかまいません。後から、気になったら戻ってくればよいのです。 もちろん、脚注も残さず拾ってねちねち読んでいってもらってもよいのです。 今の時点で分かっていることはできるだけ盛り込んだつもりです。ドキュメントを作っていく上ではいろいろなケースに突き当たります。そのときに、この本が何かのヒントになるといいなと思っています。 この上巻では、さほど複雑なところへは踏み込みません。気軽に読んでいただければと思います。 なお、本書は、自分が昔書いた「DTPブッシュナイフ」という本の続きみたいな気持ちで書きました。 InDesignというアプリケーションを使いこなして、サバイブしていく皆さんの助けになれたらよいなと思っています。 以下目次 4 技術書を組んでみよう 多ページ横書き 4.1 天才以外はラフスケッチをつくる 必要なフォーマットパターンを把握する 必要なパーツを作っておく 文章の構造を把握する−見出しの階層はいくつあるのか 4.2 ページの基本を設定する 親ページを設定する フレームグリッドの色(レイヤー色)を設定する 扉の親ページを作っておく コラム 後からページサイズやレイアウトグリッド(本文の版面)を変えたくなったら 4.3 本文の設定をする ベタ組みなので「和文等幅」、そして「日本語単数行コンポーザー」 合成フォント 文字組みアキ量設定を見直す 字が見つからない コラム 字形パネルの「最近使用した字形」はフォントを含むので注意 4.4 見出し行を設定する タイトルを詰める 見出しの前を1行アケル 目立たせ方に差をつける−太さや大きさ 目立たせ方に差をつける−飾りを付ける 段落分離禁止オプション 柱に反映させるとき(テキスト変数再び) 4.5 テキストの中に画像を埋め込む(フレームをアンカーする) インラインまたは行の上 カスタム コラム アンカー行は回り込まない コラム 次の行に合わせる 具体例としての見出しへの応用 4.6 箇条書きとレベル 行の頭に印をつけたい 自動番号を使いたい 見出しが変わったら番号をリセットしたい 見出しに自動番号を使うとき 4.7 脚注を設定する 脚注の設定をする 脚注を挿入する 脚注でできないこと コラム スニペット 4.8 コラムを作る まずコラム見出しを作ろう−1行目のみグリッド揃え コラム本文を作ろう 4.9 起こしのページを作る 本文の親ページを「基準親ページ」に設定して、改造していく リード文を設定する 4.10 目次を組んでみよう 先頭文字スタイルとタブを使おう 4.11 索引を作ろう 索引パネルを出す 索引にする語を指定して、よみがなをふる 索引を書き出す seed of wisdom 文字組みアキ量設定 文字組みアキ量設定とは 試しにいじってみよう 最初から配布されている設定 配付されているいい感じの設定 それぞれの文字クラスにはどんな文字が入っているのか? 5 表を組んでみよう 5.1 テキストから 表の選択 表に設定できること セルに設定できること ヘッダー行とフッター行 5.2 スタイルを使おう 表スタイル セルスタイル 5.3 Word原稿に入ってたら 5.4 Excelから 5.5 神Excelが来ちゃったら seed of wisdom InDesignの「黒」 6 ブック機能 6.1 ではやってみよう 6.2 各ドキュメントのページ範囲を一目で把握 左右ページが入れ替わってしまうことがある 手動でページ設定をしているとき 6.3 目次や索引を複数のドキュメントから作るとき 6.4 書き出しやパッケージをまとめて行う 6.5 ブックにしているときの各ドキュメントの開き方 6.6 章ごとにキーカラーを変えたいとき 6.7 なぜブック機能が怖がられるのか−思わぬ同期 同期オプションを全部切っておく 同期したいときだけ、同期したい項目のみを同期する seed of wisdom 文章の構造を壊さない理由 その本のデータの構造を明確にするため 修正を楽にするため 7 データ結合 7.1 社員証を作ってみよう 1コマ分のレイアウトを作っておく CSVファイルを作成する InDesignドキュメントに戻る レイアウトに紐付けよう 「データ結合」パネルで他の項目を設定 決まったらOK 7.2 見開きにしたいとき インターミッション Wordを流し込む ☛1 準備 ☛2 スタイルを合わせて読み込む ☛3 その他の場合 スタイルを合わせないで読み込むとどうなるか 読み込みオプションを表示させないで読み込むとどうなるか 「グリッドフォーマットを適用」にチェックしたままだとどうなるか ☛4 カラーに注意 ☛5 太字と斜体に注意 ☛6 箇条書きの記号 8 最後の見直し プリフライト 8.1 分版プレビュー どうなっていればよいのか プロセス4色なのに特色が発生している 2色印刷なのに他の色がある 8.2 プリフライトパネル プロファイルを管理 プロファイルオプション レポートを保存 コラム フォントの一括置換 9 データを出力する 9.1 印刷してみよう 一般 設定 プリント 色分解 グラフィック カラーマネジメント 詳細 概要 9.2 パッケージする 9.3 PDF書き出し プリセット 自分で設定するとき 9.4 小冊子をプリント 9.5 グリッドのプリント・書き出し…
