壊してから覚えた、ローカルAI環境の運用チェックリスト|事故15件の記録+点検表
- Digital980 JPY




ComfyUIが大きいモデルで無言クラッシュする。docker ps は healthy なのに外から繋がらない。定期タスクは「成功」なのに出力ファイルが1年更新されていない。 個人でローカルAI環境を1年運用して、実際に踏んだ事故15件の記録です。 ■ この資料の性格 AIの使い方の本ではありません。自分のPCでAIを動かし続けると何が壊れるかの記録です。 一般論は書いていません。すべて実機で起きて、実際に直したものだけを、症状 → 誤診しやすい方向 → 真因 → 確認コマンド → 直し方 → 再発防止 の形で並べています。 ■ 収録している事故(15件) 1. 大きいモデルで無言クラッシュする(原因はVRAMでもRAMでもなかった) 2. localhost に別のアプリが出る(IPv4とIPv6は別枠) 3. wslrelay.exe がポートを持っている(占拠ではなく転送) 4. docker ps は healthy、でも外から繋がらない 5. 「PIDが使用中」だが、そのプロセスは別物 6. 同じポートに複数のプロセスが同時にlistenしている 7. アイドルなのにVRAMが埋まっている 8. DBが533GBに膨らんでドライブが空き0になった 9. VACUUMで直そうとして、もっと膨らんだ 10. 「これを消せば何GB空く」が空かない 11. 定期タスクは「成功」なのに、何もしていない 12. 監視は「正常」、実際は別のサービスが応答していた 13. バックアップスクリプトがソースコードを消していった 14. APIキーがメモとログに平文で残っていた 15. 検索精度が理由もなく落ちた(埋め込みの次元混在) ■ ダウンロードの構成 購入後、次の2つをダウンロードできます。 ・事故カルテ.pdf(A4・11ページ) 本体です。スマホでもZIPを展開せずにそのまま読めます。 15件の事故+「事故る前にやっておく10項目」+「月次点検リスト」。症状から章を引ける索引つき。 ・チェックリスト一式.zip 記入して使うファイルをまとめています。中身は次の3点です。 - チェックリスト.xlsx(4シート) 導入前10項目/月次点検(開始月を1つ入れると12ヶ月分が自動で並びます)/ポート台帳/事故カルテ索引 記入欄は黄色、結果はプルダウン、完了率と実施率は自動計算されます - 月次点検.csv(Excelを使わない方向け) - README.txt ■ こんな人向け ・ComfyUI、Ollama、ローカルLLMを自分のPCで動かしている ・WSLやDockerを併用していて、たまに「原因不明で動かない」に当たる ・複数のサービスを常駐させていて、全体を把握しきれていない ・エラーが出ずに落ちる/黙って壊れる系のトラブルで時間を溶かしたことがある ■ 逆に、向いていない人 ・クラウドのAPIだけを使っていて、自分でモデルを動かさない ・トラブルが起きたことがなく、予防に時間を使う予定がない ・すぐ使えるコード一式やスクリプト集を探している(本資料は判断と手順の記録で、動かすためのプログラムは含みません) ■ この資料で一番言いたいこと 15件並べて改めて思うのは、どれも「エラーが出なかった」ことが一番の問題だったということです。 落ちるなら気づけます。困るのは、成功と表示されながら何もしていないタスク、healthy と表示されながら届かないコンテナ、例外を出さずに無意味な値を返す検索でした。 だから点検の基本は1つだけです。「動いている」の根拠を、報告ではなく出力で確認する。 ■ 動作環境 xlsx : Microsoft Excel 2016 以降、または LibreOffice Calc csv : 任意の表計算ソフト・テキストエディタ(UTF-8) pdf : 任意のPDFビューア 本文中のコマンドは Windows(PowerShell)と WSL を前提にしています。 ■ ご注意 ・筆者環境(Windows 11 / RAM 128GB / RTX 5080 / WSL2 / Docker)で実際に起きた事象と、その時に効いた対処の記録です。環境やバージョンによって挙動は変わります。すべての環境で同じ結果になることを保証するものではありません。 ・収益、性能改善、障害の解消を保証する商品ではありません。 ・ディスク・データベース・サービス停止に関わる操作は、必ずバックアップを取ってから実行してください。 ・個別の環境に対する導入代行・設定代行・個別相談は含みません。ファイルの不具合、権利上の問題、記載内容の修正のみ受け付けます。 ■ 利用条件 できること:購入者本人の作業、社内業務、クライアントワークでの利用/内容の改変 できないこと:ファイル自体の再配布、転売、テンプレート素材としての再販売/内容をそのまま自分の著作物として公開すること 改変後の正確性と、公開した内容の責任は利用者が負うものとします。 ■ 制作について 企画・調査・下書きにAIを使用し、掲載内容と実体験は制作者本人が最終確認しています。AIだけで自動生成・自動公開した資料ではありません。



