役員報酬 最適額シート|社会保険の「等級の段差」が見えるExcel
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役員報酬を1万円上げただけで、社会保険料が年5万円増える。 そういう「段差」が、決める前に見えるExcelです。 役員報酬は、事業年度が始まってから3か月を経過する日までに決めると、 その期はもう変えられません(定期同額給与)。 一度きりの判断なのに、正しく比べるには法人税・所得税・住民税・社会保険料を 全部足す必要があります。しかも社会保険料は報酬に比例せず、 「標準報酬月額の等級」で階段状に決まります。 このシートは、月0円から1万円刻みで全部計算します。 ───────────────────────────── ■ こんな手間、ありませんか? ───────────────────────────── ・毎期、役員報酬を「なんとなく去年と同じ」で決めている ・顧問税理士に「いくらがいいですか」と聞いても、決めるのは自分 ・ネットの無料シミュレータは社会保険料がざっくりで、実額と合わない ・配偶者を役員にすると得と聞くが、いくら払えばいいのか分からない ・報酬を下げると年金や退職金がどうなるのか、誰も教えてくれない ───────────────────────────── ■ このシートでできること ───────────────────────────── ◆ 1万円刻みで、全部計算します 月0円から上限(初期設定120万円)まで、151通りをすべて計算します。 法人税・地方法人税・防衛特別法人税・法人住民税・法人事業税・特別法人事業税、 社会保険料の会社負担と本人負担、役員個人の所得税・復興特別所得税・住民税。 これを全部足した「負担合計」がいちばん小さくなる金額を自動で出します。 ◆ 社会保険の「等級の段差」が見えます ← ここが他と違うところ 社会保険料は報酬に比例しません。「標準報酬月額の等級」で決まります。 健康保険は50等級、厚生年金は32等級。同じ等級のあいだは、 報酬を上げても保険料は1円も増えません。 逆に、等級が1つ上がる境目をまたぐと、そこで一気に跳ね上がります。 このシートは協会けんぽの等級表を実際に引いているので、 表に「▲ ここで等級が上がります」と印が出ます。 その1つ手前に報酬を置くのが、いちばん効率のいい金額です。 グラフが階段状になるのを見れば、理由がひと目で分かります。 概算で計算している無料ツールでは、この段差は絶対に見えません。 ◆ 配偶者など、2人に分けるときの配分も出します 所得を2人に分けると累進税率が下がり、給与所得控除も2人分使えます。 ただし役員2にも社会保険の加入義務が生じるので、 「少しだけ払う」とかえって負担が増えることがあります。 1万円刻みの表で、どこが底なのかを確かめられます。 ◆ 「下げれば得」で終わらせません 役員報酬を下げると、次の2つも一緒に下がります。 このシートは同じ画面にその金額を並べます。 ・将来の厚生年金(報酬比例部分が1年でいくら増えるか、生涯でいくらか) ・役員退職金の損金枠(最終報酬月額 × 勤続年数 × 功績倍率) 記入例では、単年で約69万円の負担減と引き換えに、 退職金の損金枠が4,800万円から2,700万円に縮みます。 退職金は税制上いちばん有利な受け取り方なので、 目先の数十万円で将来の枠を削っていないか、その場で確認できます。 ───────────────────────────── ■ 使い方は3ステップ ───────────────────────────── ① 「前提」シートの黄色いセルを、加入している協会けんぽ支部の料率に置き換える ② 「入力」シートの青いセルに、事業年度の開始日・今期の利益の見込み・現在の役員報酬を入れる ③ 「判定」シートを見る(A4 1枚に印刷できます) あとは自動です。マクロは使っていません。 ───────────────────────────── ■ 含まれるもの ───────────────────────────── ・役員報酬 最適額シート_v1.0.xlsx(空のテンプレート) ・役員報酬 最適額シート_v1.0_記入例つき.xlsx(数字が入った状態) 7シート構成 1. はじめに … 何ができるか、使う順番 2. 前提 … 税率・保険料率・標準報酬月額の等級表(すべて編集できます) 3. 入力 … 青いセルに入れるだけ 4. 判定 … 結論。改定期限・最適額・等級の段差・年金・退職金枠(A4 1枚) 5. 探索 … 1万円刻み151通り+▲印+グラフ 6. 配分 … 2人に分けるときの76通り+グラフ 7. 使い方 … 手順・注意点・出典 シート保護をかけていますが、パスワードはありません。 青と黄色のセルは自由に編集できます。 ───────────────────────────── ■ こんな方に ───────────────────────────── ・一人社長、家族経営の小規模法人の経営者 ・法人成りしたばかりで、役員報酬の決め方が分からない方 ・毎期、期首に役員報酬を決めている方 ・顧問税理士との打ち合わせの前に、自分で数字を持っておきたい方 税理士事務所の方が顧問先への説明資料として使うこともできます。 ───────────────────────────── ■ 動作環境 ───────────────────────────── Microsoft Excel 2016 以降(Windows / Mac) マクロ(VBA)は使用していません。 XLOOKUP など新しい関数も使っていないので、古いExcelでも動きます。 Googleスプレッドシートでの動作は保証していません。 ───────────────────────────── ■ 前提にしている税制・料率(2026年9月時点) ───────────────────────────── ・令和8年度税制改正まで反映(基礎控除の本則62万円、給与所得控除の本則69万円ほか) ・年分によって変わる控除は、事業年度の開始日から自動で切り替わります ・健康保険料率は令和8年度・東京支部(9.85%)が初期値です ・標準報酬月額の等級表は協会けんぽ・日本年金機構の令和8年度版 税率・料率はすべて「前提」シートの編集できるセルに置いてあります。 改正があってもご自身で更新できます。 ───────────────────────────── ■ 対応していないこと(購入前にご確認ください) ───────────────────────────── 正直にお伝えします。以下は計算していません。 ・役員賞与(事前確定届出給与)と、賞与にかかる社会保険料 ・会社に残した利益を個人に移すときの課税(配当の二重課税、退職金の実額) ・小規模企業共済・iDeCo・役員社宅・出張日当などの手取り改善策 ・住民税の非課税限度額、所得税の予定納税 ・健康保険組合に加入している場合(協会けんぽを前提にしています) また、ここは特に大事なので先に書いておきます。 ★ 社会保険料が実際に変わるのは、報酬を変えた月からではありません。 標準報酬月額は「4月・5月・6月に受けた報酬の平均」で決まり、 その年の9月から翌年8月まで適用されます(定時決定)。 期の途中で変わるのは、等級が2つ以上動いたときだけで、しかも4か月目からです。 このシートの金額は「その報酬が1年を通じて続く状態」の年額です。 ★ 健康保険料率は都道府県の支部ごとに違います(令和8年度は9.44%〜10.55%)。 初期値は東京支部です。必ずご自身の支部の料率に置き換えてください。 ───────────────────────────── ■ ご注意(免責) ───────────────────────────── 本シートの数値は参考値です。最終的な判断は、必ず税理士等の専門家にご相談ください。 本シートは税務相談を行うものではなく、計算ツールの提供にとどまります。 税率・保険料率・標準報酬月額の等級表は改定されます。ご利用前に「前提」シートの数値をご確認ください。 本シートの利用により生じたいかなる損害についても、作成者は責任を負いません。 デジタル商品の性質上、ご購入後の返品・返金はお受けできません。 ご不明な点は購入前にメッセージでお問い合わせください。 ───────────────────────────── ■ アップデートについて ───────────────────────────── 不具合があった場合はお知らせください。 購入者の方は同じページから無料でダウンロードいただけます。




