それは730日の記録

仕事の途中で 奇跡的に出会った竜と共に二年間という休暇を与えられ博士は浮かれていた。 だが肝心の目的地がどこにあるのかを互いに知らないという 致命的な状況に気がつき途方に暮れる一人と一匹。 そんな折現住人（？）の方らのコンタクトがあったのだが…？ 言葉も姿も置かれている状況すらも 理解の追いつかないままに 博士と竜の休暇とは名ばかりの前途多難な旅が始まる。 互いの目的を腹に抱えたまま 衛星と本星、その狭間での 博士と竜の730日の記録。