【あらすじ】

大規模作戦終了後の所謂備蓄期間中、大型艦である長門と陸奥はしばらく出撃の予定が無かった。そんな中、最近深海棲艦の被害が拡大している日本海沿岸への派遣が要請される。長門と陸奥、加賀、そしてガングート、タシュケント、ヴェールヌイは新潟基地に派遣され、日本海に跋扈する深海棲艦を叩く。 束の間の平穏を取り戻す日本海沿岸だが、その背後には海軍と陸軍、そして日本とソビエトを巡る深淵な陰謀が渦巻いていた。 推し切られたガングート、タシュケントのソビエト派遣。突如始まる新潟基地の増強計画。不可解な放火事件をきっかけに、長門は陰謀に巻き込まれていく。仲間を、陸奥を護る為にソビエトの地に向かう長門はそこで何を見るのか。