・千景×咲也小説本 ・２部、スカミラ後 ・直接的な表現はありませんが、二人が性的な関係であることを匂わせる描写があります。 　組織の仕事中に、ある薬剤を吸い込んでしまった千景。記憶が不安定になる薬で、自暴自棄になって復讐に取り憑かれている頃の自分に戻ってしまうとわかり、昔の自分が逆恨みで劇団に危害をくわえないよう、手帳に今の状況を書いて持ち歩くようにしました。 　千景は咲也に相談するべきか悩みますが、結局黙っておくことに。かわりに、手帳に咲也について書き加えます。 「彼は俺の恋人で、最近、俺の体調が良くないことを察している。もし声をかけられたら、うまくごまかすように。間違っても、傷つけるようなことはしないように」 　その文章を読んだ過去の千景は怒ります。オーガストのことをすっかり忘れて、のうのうと恋人ごっこ楽しんでいるのか？　「恋人」と書かれている咲也がどんな人間が確かめるために、接触しようとしますが…。 　というあらすじです。今回はわりとシリアス寄りです。 　長めの文章サンプル→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12146462 　すてきな表紙イラストは友人の宮本さんに描いて頂きました。本当にありがとうございます！ 　タイトルは箔押しなのでイメージ図です！ポーラライト箔です。「見る角度によってエメラルド色や青色に変わる」という箔です。