◆文庫本サイズ
◆238p
◆安室×飛田
◆表紙タイトル箔押し
昭和28年。安室は戦時中、同じ部隊に所属していた元軍医の飛田と共に探偵事務所を構えていた。ある日、新鋭の日本画家、檜森和雄が首なし遺体で見つかり、その父親である檜森重蔵から犯人を突き止めてほしいという依頼が二人の知り合いの刑事伝手に舞い込む。和雄が殺害される前に檜森家には脅迫状が届いており、首なし遺体の傍らには和雄の首の代わりとでもいうかのように鶏の首が残されていたという。首なし遺体、日本画家、脅迫状。安室と飛田は謎を解いた先に何を見つけるのか。