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『ハランクルク 帝国の盾と辺境領の姫』
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『ハランクルク 帝国の盾と辺境領の姫』 ※本作はPDFで収録された小説作品です。 ※本作は『ハランクルク 帝国の盾と辺境領の姫』の有料版です。無料版と内容は同一になります。 大きな腕は岩をも砕く。 力強い足はどんな獣よりも速く大地を駆ける。 その乗り物はハランクルクと呼ばれた。 ハランクルクは人を乗せ荷物を運び、やがて文明を興し、巨大な帝国建設の原動力となった。 それからさらに長い年月が過ぎた、第三神聖紀六〇二一年。 邪悪な教団に故郷を奪われたケイミレライ姫は、かつての英雄に助力を乞うべく単身、男のもとへ現れた。 しかし執拗な教団の追手が姫に迫る。 そして姫が悪の手に落ちた時、かつての英雄が再び立ち上がった。 汎用ビークル〈ハランクルク〉が走る、働く、戦う! 痛快活劇メカアクション小説シリーズ、開幕。 (作者より) 痛快活劇メカアクションの世界にようこそ! ロボ、好きですか? このおはなしを手にとってくれたのだから、きっと好きですよね? 多くの日本人にとって、もっともメジャーなテーマのひとつ「主人公が乗り込んで操縦するロボットアクションもの」、男子でなくとも、自分があのロボに乗り込んで戦ってみたいなあ! と思ったひとは少なくないんじゃないかしら。 二一世紀になって、ほんとうに乗り込める本物を作っちゃうひとも現れたりはしましたが、そういう方面に技術をもっていない私は、おはなしのかたちでそれを実現することにしました。 ハランクルクの誕生です。 コンセプトは「どつきあい」。 遠くから「BG引きで、ビームをびゅーん!」(専門用語)みたいな戦いをロボでやってなんになる。手足がついてるんだから、殴る、蹴る、ぶん投げる! どつき合ってこそのロボですよ! それを実現させるべくいろいろ裏?設定は作りましたが、それはまああくまで裏方で。 ラストのナミカゼ機のアクションで楽しんでいただけたのなら、がんばった甲斐もあったというものです。 このアクション場面で、やりたかったことの半分はやりきった感もなくはないのですが、おはなしはまだ続きます。 連載はインターネット上のソーシャルサービス「note」でやってます。 https://note.mu/tanaka_kei/m/mbbc0dfc49016 こちらは半分だけ無料、後半が有料とさせてもらっていますが、webだけのお楽しみとして「読者参加企画」もやってます。 リアルタイムでナミカゼおじさんとケイミレライ姫の冒険につき合いたいというひとはぜひこちらもよろしくお願いします。 (冊子版は、出るのにものすごい時間かかりますし……) 全144ページ(B6版相当)です。 ■■主な登場人物■■ ナミカゼ 五〇がらみのハランクルク乗り。奇妙なハランクルクで運送屋を営んでいるが、かつては帝国軍人だった。 ケイミレライ 辺境領スドノウレの姫。リガ教徒に支配された故郷を救うため、単身ナミカゼのもとにやってきた。 ガン リガ教信徒。ケイミレライを追う一隊を指揮する残忍な男。 ヨウディ リガ教信徒。ガンの配下のハランクルク乗り、美女。 マッズイ ミトケー ムムット 盗賊たち。お調子者。 シモネッタ 酒場の女店員。片腕を機械換装している。 ■■用語集■■ ハランクルク この世界の唯一の乗り物。多くは手足があり、作業用から軍用まで幅広く使われている。 カイラーナ 軍用のハランクルク。桁外れの出力と分厚い装甲を持っている。 スゥサ 民間用のハランクルク。大きさや用途、形状も様々。一人乗りの小型から、何十機ものハランクルクを運ぶことができる超大型まで存在する。 駆動鋼 ハランクルクの動力。パル力素を導通させることで、形状や温度が変化する金属。 力素管 ハランクルクの動力源。パル力素を封じ込めてある。 帝国の盾 かつて存在した、帝国軍の精鋭部隊。巨大な盾をその主装備としていた。 ※閲覧には、PDFを表示できる環境が必要です。